2日、都内で、映画『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』の初日舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、漫画家のやなせたかし(92)、女優の松雪泰子(38)、タレントの大沢あかね(25)が登場した。やなせ原作の人気アニメの劇場版23作目で、テーマは『食』で、ヘンテ星から来たココリンが、星の危機を救うためパン作りを勉強するという物語。今回、宇宙人のココリン役で声優に初挑戦した松雪は「声のトーンをどう出すのか、苦労しながらやっていました。普段の声が低いので、『もっと無邪気に』とディレクションされたので」と苦戦したことを振り返りながら語ったが、やなせは「松雪さんの声を聞いて宇宙人の声だと思った」と絶賛し、松雪は安堵の表情を浮かべていた。同時上映『うたって てあそび アンパンマンともりのたから』で、金太郎の孫娘のキンタン役を務めた大沢は自身の子供について「うちの子は『アンパンマン』が大好き。今はママの声だって分からないかもしれませんが、意識してもらえるようにこれから毎日(映画を)見せようと思います」と語った。(撮影:江口明裕)

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