「無事に元気な男の子を出産しました。育児と仕事、ともに頑張りますので、今後ともよろしくお願いします」

昨年秋から産休に入っていた篠原涼子(38)が、2月22日、2人目となる男の子を出産した。63歳で2児のパパとなった市村正親も、手放しの喜びようだった。しかしその翌日、悲しい知らせが2人のもとに。市村の母・こうさんが脳梗塞のため息を引き取ったのだ。87歳だった。

「2歳のころにお母さんを事故で亡くしている篠原さんは、こうさんのことを実母のように慕っていました。こうさんもまた、篠原さんのことをとてもかわいがっていましたよ」(市村家の知人)

市村の母・こうさんも夫を25年ほど前に亡くし、女手一つで居酒屋を切り盛りしてきた苦労人。市村が一人っ子だったこともあり、篠原を実の娘のように思っていたようだ。こうさんは、今回の出産をとても楽しみにしていたという。

「篠原さんは市村さんと早くも『子どもは、たくさんほしい』と言っていましたが、お義母さんも『次は、女の子がほしいね』と話していたそうです。こうさんは、とにかく孫がかわいくて仕方なかったみたいです」(前出・市村家の知人)

孫と一緒にいると『今、とっても幸せよ』が口癖だったというこうさんだったが、2月18日に脳梗塞で倒れ、危篤状態に。そんな状況のなか、篠原は義母・こうさんに2人目の孫の誕生を伝えられたのだろうか。市村家の親族はこう話す。

「亡くなる前日、朦朧としながらもまだ意識があったこうさんに、付き添いの女性を通じて『元気な男の子が生まれましたよ』と伝えたそうです。すると、こうさんがニッコリと笑ったそうなんです。無事、2人目が生まれたことがわかったんですね……」

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