5月下旬の夜、都内のレストランから出てくる天海祐希(45)の姿があった。黒のハットを目深にかぶり、グレーのカーディガンにパンツルック。オレンジで統一したパンプスとバッグが人目を引いている。

 5月6日に心筋梗塞を発症して休養に入っている天海だが、この日は顔色もよく、足取りも軽かった。彼女は談笑していた連れの男性たちに笑顔で手を振ると、迎えの車に乗り込み去って行った。この夜、一行が訪れたのは、高級和牛が売りのステーキハウス。

「私たちが食事をしていたらスタイルのいい女性が入ってきて、声を聞いて天海さんだとわかりましたね。お仕事関係の方とご一緒だったようで、笑い声が聞こえてきて、会話も弾んでいるみたいでした」(居合わせた客)

 天海は、6日に主演舞台『おのれナポレオン』の公演後に胸の痛みを訴え入院。心筋梗塞と診断されて舞台を降板し、13日に無事退院したばかり。仕事の打ち合わせを兼ねた、スタッフとの“復帰祝い”の食事会といったところだろうか。

それにしても、軽度とはいえ心筋梗塞を発症して、退院からまだ10日あまり。心臓疾患を防ぐには血液をサラサラにする心がけが大切というから、食事に出かけたのがステーキハウスというのは少し気になるところだけれど……。

「天海さんはシーフード料理を食べていたみたいです。このお店はステーキのほかに、アワビやエビなどの鉄板焼きも人気なんですよ」(前出・居合わせた客)
やはり病み上がりとあって、天海は自分の体調に非常に気を遣っているようだ。

 芸能リポーターの城下尊之さんが語る。
「真面目な彼女のことですから、今後はいっそうの体調管理をと、自分を戒めていることでしょう。今回のアクシデントも演技の糧にしていくのではないでしょうか」
この日も“肉断ち”でレストランを後にした天海。だが、その明るい笑顔を見る限り、現場復帰も近そうだ。

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