梅雨の晴れ間の昼下がり、男の子の持ち物らしいバッグを2つ抱えたショートボブの女性がタクシーに乗り込んだ。千野志麻元アナウンサー(35)だ。
 双子の息子たちを幼稚園へ迎えに行くところだろうか。ちょうどこの日は、愛息たちの5歳の誕生日だった。

今年1月2日に帰省先の静岡県沼津市にあるホテルの駐車場で、乗用車で男性を轢死させる事故を起こした千野元アナ。2月12日に「自動車運転過失致死容疑」で書類送検された彼女だが、刑事処分について、その後の経過は聞こえてこない。
「事故を起こした後、彼女は芸能活動をすべて休止し、個人事務所も閉鎖したと聞きます。3児の母として、とにかくいまは家庭第一ということで、子育てに専念しているようです。子供たちにも怖い思いをさせましたしね」(芸能関係者)

 この日の彼女は、書類送検される直前に本誌が見かけたころより、さらに痩せた印象だ。ヘアスタイルも20センチはバッサリと落としていた。この翌日、彼女は同年代の女性が運転する車の助手席に乗り、自宅マンションから外出していった。事故以来、タクシーや知人の運転に頼って生活しているようだ。

 彼女が向かった先は区役所。用事を済ませて出てきたところで近況を聞こうと、本誌記者は千野元アナを直撃した。声をかけると、驚いた様子をみせた彼女は、無言のまま車の方へ歩き出した。

 最近の生活の様子について質問すると、「すみません、お話しできません……」と残し、足早に車に乗り込んだ――。

 セレブママの“贖罪と傷心”の日々は続く。

関連カテゴリー: