妻・佐伯日菜子(36)への執拗なDVで元サッカー日本代表・奥大介氏(37)が逮捕されてから1ヵ月、2人は離婚に合意したという。
「起訴・裁判となればダメージが大きすぎるため、離婚の条件を奥氏がすべて呑む形で佐伯側に申し入れたんです。佐伯さんが彼からの示談を受け入れ、被害届を取り下げたため、起訴猶予処分となったんです」(社会部記者)
 
2人の知人によれば、佐伯が奥に提示した離婚の条件は、以下の5つだという。
1.9歳と10歳の娘の親権は佐伯が行使する。
2.2人の娘が大学を卒業するまでの養育費を一括で支払う。
3.精神的損害を与えた慰謝料を支払う。
4.財産分与として、夫婦が所有する自宅マンションを売却し、分与する。
5.今後、奥は佐伯親子、佐伯の母親とは連絡することも会うこともしないと約束する。

 奥の佐伯へのDVは、結婚直後から始まっていた、と知人が続ける。
「そもそも、彼女が結婚後も女優の仕事を続ける条件で2人は結婚したんです。ところが、彼は子育てを理由に、彼女を仕事に行かせようとしなかったんです。それなのに、生活費はすべて佐伯さんの貯金でやりくりしていたみたいです。奥氏はピーク時には1億円以上を稼いでいたものの、貯金通帳を見せることすらなかったとか」

 奥が逮捕されたのは、「殺すぞ」と電話をした脅迫容疑。電話攻勢は、佐伯の実家にまで及んでいたという。実家の近所の住人が語る。
「お母さんは事件の数日前から留守にしています。こちらに住んで30年近くなりますが、4年前に長いこと病気を患っていた佐伯さんのお兄さんが亡くなったんです。
さらに、お母さんも2年ほど前だったか、心臓を悪くして入院していました。そのような事情もあって、佐伯さんはお母さんを頼ることをためらったのでしょう。 しかし、奥氏は佐伯さんが家に居ないと言っては騒いで、夜中でも電話でお母さんを叩き起こしたこともあったそうです。病気のお母さんの命に関わることまでしていたんです」

精神的にかなり疲弊している佐伯だが、努めて明るく振る舞おうとしているという。DVという恐怖から解放されたとはいえ、佐伯や子供たちが負った心の傷が癒えるには、まだ時間がかかりそうだ。

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