「あの“ざんばら”が魅力なので、1日でも長く髷を結わないでいてほしい!そう口にする女性ファンは本当に多い。私もそう思う一人です」(相撲ライター・佐藤祥子さん)

 初場所で11勝という好成績を挙げ、初の敢闘賞にも輝いた遠藤(23)。相撲界のホープだ。石川県の穴水町出身で、日大相撲部を経て追手風部屋に入門したのが去年3月。つまり、入門1年に満たない新弟子でありながらの怒濤の快進撃に、髪の伸びがまだ追いつかないのが実情。だが、端正な顔だちに加え、そのざんばらヘアが女性ファンにはたまらないという。

「ちょんまげが結えるまで、だいたい1年。目安は髪が肩までかかること。遠藤は入門のときにかなり短い髪だったから、まだ結えない。十両以上になれば大銀杏となるが、それを結えるほど髪が伸びるには2年半かかる」

 そう語るのは、力士の髪を結う床山の最高位「特等床山」を務めた日向端隆寿さん(70)。5年前の引退までの半世紀、「床寿」の名で活躍し、あの朝青龍からも「ニッポンの父」と慕われた名人だ。

「大横綱と呼ばれる力士も何人も結ってきたが、いちばん大銀杏が似合ったのは千代の富士。やや面長でサムライ顔がベスト。逆に、小錦のようなあんパン顔は似合わない」(日向端さん・以下同)

 気になる遠藤はどうなのか?

「いい顔、してるね。髪質も少しウエーブがあるのが、まとまりやすい。きっと、千代の富士に次ぐ、日本で2番目に大銀杏が似合う力士になって、もっと人気が出るよ!」

 また、遠藤の髷がいつになるかについて、日向端さんからこんな極秘情報が。

「ある遠藤に近い人から『今場所は結わない』と聞いた。たしかに、結えないことはない。でも、短い髪で無理に引っ張り上げて結うと、目も表情もきつくなるだろう」

 そんな鋭い眼差しの遠藤も見てみたい気もするが……。では、場所の途中からの可能性はないのだろうか。

「それは絶対にない。縁起を大事にする世界だから、半端はしない。おそらく五月場所になるだろうから、その前の巡業から慣らしておくといい。あんな、ざんばら髪から人気が出るのも珍しい。早く、大銀杏が見たいもんだ」

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