「未成年だとわからなかった山本がすべて悪いのですが、一部で話が変な方向に広がってしまいました。この8年間、山本は罵倒され、苦しみ悩み、葛藤したと思います。あらためて反省する気持ちも込めて、今はお寺で修行をしています。皆様に許していただけるのなら、僕はすぐにでも極楽とんぼを再開したいと思っています」

『世間の皆様へ――相方・山本圭一のために今、言いたいこと』として、極楽とんぼの加藤浩次(45)がその胸のうちを明かしたのは、連載第19回となる『中山秀征の語り合いたい人』。コンビとしての活動を停止してから8年。ブレイクする前から知る芸能界の先輩・中山と加藤が極楽とんぼについて語った。

中山「僕は楽しみだけどね。浩次がこうやって頑張り続けているんだし、いつか時はくると思うよ」

加藤「ありがとうございます。そう言っていただけるとうれしいですし、励みになります。山本自身も今は『やりたい』というよりは、『許してくれるならば』という気持ちのほうが大きいと思いますね。彼もいまだに街で罵声を浴びせられることもあるみたいですから。今はもう一回あらためて反省するという気持ちも込めて、お寺に入って修行してるんですけどね……」

中山「僕は、浩次にとって山本のことは過去のことで、もうそれぞれの人生を送ろうってことなんだと思ってたの。でも、山本とはまたやりたいんだ」

加藤「僕は自分の人生の中で、ケリがついていないことがあるのって、納得がいかないんですよ。さすがにプライベートでは遊ばなくなっていましたけど、僕らは楽屋でも普通にしゃべるコンビでしたし、仲もよかったんです。仲が悪かったら違っていたのかもしれません。時代が時代なのでなかなか難しいかもしれないですけど、許していただけるのなら、すぐにでもやりたいと思っています。ひとりで仕事をし続けるのって、やっぱり大変じゃないですか(笑)」

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