女優の貫地谷しほり(28)が主演する舞台『ガラスの仮面』(脚本・演出、G2)の公開稽古が29日、都内で行われた。貫地谷の他、マイコ(29)、一路真輝(49)が参加し、稽古を見届けた原作者の美内すずえ氏からも高評価を得た。

 原作は1975年から現在まで続いている同名の人気連載マンガ。舞台化は5度目だが、今回上演される「華やかな迷路」編と「冬の星座」編は共に初めて舞台化された。今回、主人公の天才演劇少女・北島マヤ役を務める貫地谷は高校時代に同マンガに出会い、愛読しているという。「稽古中も主人公からスポ根のような熱さを感じて、もうやけどしそうです。みんなが努力しているので、負けられないと駆り立てられます」と同作にかける熱い思いを語った。

 そんな貫地谷の稽古を見た美内氏は「貫地谷さんが立っているだけでマヤちゃん」と絶賛。マヤの永遠のライバル、姫川亜弓を演じるマイコも「物語の世界にすっと入っていけるところがすごいです」と原作に劣らない熱い演技を称賛した。

 『ガラスの仮面』は東京・青山劇場で来月15日から31日まで上演される。

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