俳優の役所広司(58)が31日、東京・品川プリンスホテルで行われた「マルちゃん正麺クリエイターズ」の記者発表会に登場。その場で作られたラーメンを食し、自身のラーメンに関する思い出を語った。

 このプロジェクトは「東洋水産マルちゃん正麺」と同ホテルがコラボし、和洋中のシェフがそれぞれの分野でアレンジメニューを考えるというもの。この日は、役所が同ホテルの渡邉誠一総料理長にオーダーした「フォアグラ入りワンタンラーメン」をステージ上で創作してもらい、実際に試食した。役所は「こんな豪華なラーメンは初めて。本当においしいです」と至福の一品を存分に味わっていた。

 「マルちゃん正麺」のCMキャラクターとしてお馴染みの役所だが、週に1度は食べるというラーメン好きは今に始まったものではない。長崎の生家の隣がラーメン屋で「いつも、(家の中がラーメンの)匂いがしてね」という。幼少期、オールナイトで映画を観に行くという両親のデートに連れていってもらった帰りにその店に行くのが定番で、「それが本当に楽しみで、あの味は忘れられない。九州だったのでとんこつ味でした」と思い出を明かした。

 今回考案された6品は8月1日から一ヶ月間、同ホテルで提供される。

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