所属事務所の退社から、間もなく1年。最近はテレビで姿を見ることも少なくなった梅宮アンナ(42)。そんな彼女が綴るブログの内容が波紋を呼んでいる。

≪そんな生活が嫌だなって思った時、私は妊娠したんだよね。誰ひとり祝福しなかった。親も会社も。親は言った。諦めなさいって。仕事どうするのって!! 今だから言えるけど、それはそれは、大変だったんだよね≫

 7月23日付けのブログで、長女・百々果ちゃん(12)を妊娠した際、両親と所属事務所に中絶を迫られたことを暴露したのだ。何か心境の変化があったのだろうか。そこでアンナの42歳の誕生日である8月21日、彼女を直撃した。

――百々果ちゃんを妊娠した時に、パパや会社の人に諦めるように言われたと、ブログに書いて騒がれてますね。
「あの時、私は事務所の稼ぎ頭だったから、『アンナがいなくなったら困る』って言われて。ママはママで、『あんた、どうするの!? 会社の人たちに迷惑かかるでしょ。子供1人を立派に育てるのは、あんたが考えるほど簡単なことじゃないのよ!』って。パパもママと一緒。でもね、まだ結婚もしていなかったし、パパもママも間違ったことは言ってなかったんだよね。娘には、そういうことも私の気持ちも、全部包み隠さず話しました。そのとき、娘から出てきた言葉が『ママ、大変ななかで私を産んでくれてありがとう』だったの」

 娘には幼い頃から、できるだけ対等な1人の人間として接してきたというアンナ。「だから、さっきの言葉が彼女の中から生まれてきたのかな?なんて思ってる」と語るアンナの表情は誇らしげでもある。

 ――でも、なぜ唐突に中絶のことをブログに書いたの? パパと喧嘩した?
「アハハ、そうじゃなくてね、ブログには子育てや離婚とか、いっぱいお悩み相談が来るの。“私は子供を産まない方がいいんでしょうか”なんていうのもたくさん来る。それに答えて書いただけなんですよ」

 この日は誕生日。誰と過ごすのか気になるが――。
「今日はこれから、百々果が主催してくれた私の誕生日パーティーがあるんです。やっぱり、嬉しいね!」

 足取りも軽く去って行ったアンナだった――。

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