9月13日、都内で映画『るろうに剣心 伝説の最期編』の公開初日舞台挨拶が行われ、佐藤健(25)、武井咲(20)、伊勢谷友介(38)、神木隆之介(21)、藤原達也(32)ら豪華キャストと大友啓史監督が登壇した。

本作は佐藤が演じる剣心の宿敵・志々雄との死闘を2部作で描く後編。8月1日に公開された前編の『るろうに剣心 京都大火編』は興行収入46億円を突破している。佐藤は「今日の舞台挨拶で『るろうに剣心』に関する仕事が終わりかと思うと寂しい」とこれまでのプロモーション活動を振り返った。

また、前作から剣心を熱演してきた佐藤。「こんな幸せな現場はないと思った。監督やスタッフの方が最高の環境を作って下さった。コスチュームやセットなど360度、どこを見ても明治時代だったので立っているだけで剣心になれました」と話し、「テーマは限界を超えること。原作でも見たことのない剣心を見たかったんです」と作品への熱い思いを語った。

そんな剣心(佐藤)の宿敵・志々雄を演じた藤原は「健君、伊勢谷君、崇君や江口さんに囲まれた時は怪我をさせてもいけないし正直めんどくさ!って思いました」と笑いを誘った。その注目の4人が死闘するシーンを振り返り、「志々雄が強いだけで僕は強くないです。何度も殺してくれ!と刀を投げちゃいました」と現場はなかなか過酷だった様子。

最後は再び佐藤が「この日を迎えられて本当に嬉しい。ありがとうございます。前編と後編2つを合わせて1つの映画なので今日が本当の公開日。一生のうちに会えるか会えないかという作品に出会えました」と熱くコメントし、観客から大きな拍手を浴びた。

(撮影/高田太郎)

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