2月7日、『第88回 キネマ旬報ベスト・テン』の表彰式が都内で行われ、受賞者の東出昌大(27)、綾野剛(33)、安藤サクラ(28)らが登壇した。

‘14年に公開された『クローズEXPLODE』と『アオハロイド』で主演を務めた東出は新人男優賞を受賞し、「新人賞は本当に、心の底から監督、作品、そして共演者、スタッフのみなさんに恵まれたからこそだと思います」と感謝を述べ、「すごい先輩はたくさんいますし、僕より年下の方でも素晴らしい役者さんが大勢います。脅威にも感じるけれど競争の世界で立ち続けないと、と思っています。もっと貪欲になって役者という仕事を続けていきたいです」と意気込んだ。

先月、杏(28)と入籍したばかりの東出。司会者から祝福を受け「ありがとうございます」とほほ笑んだが、受賞については「『あ~、よかったね~・・・』って感じでした」とあまり反応がなかったそう。しかし、「興味がないのではなく、今は本当にお互い脇目もふらず仕事に邁進しているので。後々、幸せを噛みしめたいと思います」とはにかんだ。

『キネマ旬報ベスト・テン』は、アメリカのアカデミー賞より1回多く、世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞。その年の称賛すべき作品・映画人を映画評論家や日本映画記者クラブ員らが多面的に選出する。

(撮影/鈴木鍵一)

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