磯野貴理子(51)が脳梗塞で緊急入院したのは、昨年10月。24歳下の夫、Tさんの献身的な看病もあって、順調に回復した磯野は、12月末には仕事復帰を果たした。退院から4か月、Tさんが本誌にこう語る。

「医師からは『いつ再発してもおかしくない』と言われているので、元気になったと思っても、日々の生活には十分気を付けています。毎日ボトル半分は開けていたウィスキーも、いまはピタリとやめて一滴も口にしていません。“たまには飲みたくならないか”と聞いたら、『全然。だってもっと仕事も続けたいし、あなたとずっと一緒に暮らしていきたいから』って(笑)」

 断酒のおかげで手持無沙汰になった磯野は、意外な変身ぶりを見せているという。

「二日酔いもなくなったから、とにかく早起きになって、ちゃんと2人分の朝食も作ってくれるようになりました。ご飯を炊いて、味噌汁に焼き魚や納豆など、健康的な和食が中心です。それがけっこうおいしくて、僕も太っちゃったくらい(笑)。こんな、普通に過ごせることのありがたさを、身に染みて感じる日々ですね」

 その言葉には、深い感謝が込められていた。

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