7月6日に行われたアメリカとの一戦で、日本中から熱い声援が送られた『なでしこジャパン』。そんなチームを率いていたのが、宮間あや(30)だった。’12年に澤穂希(36)から新キャプテンの座を託された彼女だが、当初はその重圧に悩んでいたという。

「今でこそキャプテンとしてチームを引っ張っている宮間選手ですが、最初のうちは選手一人一人の意見を聞きすぎるあまりチームはまとまりを欠き空中分解してしまっていた。そのため、成績も伸び悩んだ時期があったんです」

あるとき、宮間は『私では無理じゃないか』と澤に相談。すると、そんな宮間に澤はこう語ったという。

「彼女は『一番大切なのは、なでしこの誇りとチームを守ることだよ』と語ったそうです。その言葉で、宮間は日本代表キャプテンとしての覚悟を決めたそうです」(前出・スポーツ紙記者)

もともとコミュニケーション能力が高かった宮間は、この一言で開眼。試合前にはロッカールームで“訓示”を説くようにもなり、その言葉にメンバーたちは鼓舞されていった。

「宮間はものごとを俯瞰して見られる上に、丁寧に教えるのがとても上手。それはプレーで引っ張っていく澤選手にはできないことでもありました。そうした澤のコピーではない自分のスタイルを再認識することで、チームをまとめていったんです」(前出・スポーツ紙記者)

 それぞれがチームのことを考えて一丸となる。なでしこたちは、そんな姿勢で決勝まで戦い抜いてきたのだ。

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