「娘の耳は、主人似だと思います。主人の耳は大きくてダンボちゃんみたいで、青葉も大きいんです。名前は主人が考えた候補の中から、春の季節と元気な感じがする青葉に決めました。すみれちゃんも主人が命名したので、草花系が好きなのかも(笑)」
3月24日に第二子・青葉ちゃんを出産した東尾理子(40)は電話口でそう語った。
石田純一(62)との結婚から1年半後の’11年6月、ブログで『TGP生活』と題し不妊治療専門の病院に通うことを告白した東尾。’12年3月に妊娠が発覚し、同年11月5日に理汰郎くん(3)が誕生した。さらに’14年8月に治療を再開させた彼女は昨年9月に再び妊娠。そして今回、第2子と対面を果たしたのだ。
病院には父の東尾修(65)が毎日のように姿を見せ、石田と前妻・松原千明(58)の長女・すみれ(25)も駆けつけたという。また石田と最初の妻との間に産まれた長男・いしだ壱成(41)もブログで祝福するなど、ファミリー総出での祝福となった。
「理汰郎は大喜びで『抱っこする!』と言って青葉にチューしまくり。父は一生懸命、写真を撮っていましたね。初めての女の孫ですから、もうデレデレ(笑)。すみれちゃんもすごく喜んでくれて、抱っこしてくれました。もし青葉が芸能界入りしたら、すみれちゃんは姉妹だけど年の差だと親子みたいな共演になりますね。主人も出たら、おじいちゃん役になっちゃうかも(笑)。そうしたら、壱成くんはどんな役かな。夢が広がります」
そう言って喜びを爆発させる東尾だが、ここへ至るまでにはたくさんの悩んだ日々もあった。また折に触れてTGPお茶会などを開き、同じような悩みを抱える女性たちへエールを送ってきた。そうした活動は、今後も続けていくのだろうか。
「絶対続けたいと思っています。実は治療に悩んでいる方のケアやサポートならできるかなと思って『ピアカウンセラー』の資格も取ったんです。ピアというのは“対等”とか“仲間”という意味。悩みを抱える人たちに、近い距離でカウンセリングできればと思っています。それに妊娠するための教育も必要ですから、若い男女への啓蒙活動もしていきたい。日本の性教育は避妊の仕方を教えるのに、妊娠するための生殖教育は今ひとつ。子供がもう少し大きくなって私が動きやすくなったら、そうした啓発活動もしていきたいです」
今も新しい夢を描き続けている東尾。プロゴルファーとしての活動についても語る。
「プレーヤーとしてというよりも、ゴルフの素晴らしさをたくさんの方に知っていただきたいという思いはあります。やるなら恥ずかしくないプレーができるところまでもっていきたいので難しいところですが、せっかくプロゴルファーと結婚したんですからゴルフ好きな主人の体力があるうちにキャディをさせてあげたい(笑)。45歳からは女子シニアの大会にも参加できるので、試合に出られるようトレーニングはやっていきたいと思います」