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「ねこ、すごい好きです!いてくれるだけで癒しになりますよね」

 

そう、目を細めて熱く語るのは俳優の内藤剛志(60)。本誌が密着取材した日は、放送中の主演ドラマ『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系・木曜20時〜)で、内藤演じる大岩刑事の愛猫・ビビとのシーンを撮影中だった。

 

2人(?)は、難しいシーンの収録でも一発OKを連発と、息もピッタリの様子。実は、ビビ役を演じる黒豆さん(2歳・メス・スコティッシュフォールド)は、内藤の所属する阪口事務所のねこ。その存在について、内藤はこう話す。

 

「いやあ、今日の演技も完璧でしたね。これだけたくさんのスタッフがいるのに、よく頑張った。ねこは人間の言うとおりに動かないから、普通はねこの動きに僕らが合わせて芝居をするもの。でも、今日のクロはちゃんと演技をしてくれた。クロの魅力は堂々としていて、懐ろの深いところ」

 

なんと、阪口事務所にはほかに5匹のねこがいるそう。

 

「ねこって、生きることの素晴らしさを代表して見せてくれていると思うんです。おいしいものを食べて寝るだけの生活。今がよければいい、明日のことは考えない、という。それを僕らが見て、癒される。ねこが自由気ままに気持ちよくしているのを見ているだけで、こっちも気持ちよくなれるんですよね」

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