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世間から注目を集めている清原和博被告(48)の初公判。開廷日の5月17日は、覚せい剤取締法違反で逮捕されてから105日目のことだった。2月2日の逮捕以来、苦悩の日々を生きてきた家族は再び世間の目にさらされることに。なかでも不安な日々を過ごしているのが、元妻の亜希(47)だろう。

 

亜希は清原被告と14年9月に離婚。中学2年の長男と小学5年生の次男を抱えるシングルマザーとなった。2月からは「Ak+1」というブランドのプロデュースにも乗り出し、3月には「清原亜希」から「亜希」への改名を発表している。

 

「亜希さんは清原被告が離婚する半年前に子供たちを連れて家を出ました。清原被告は『子供に会わせろ!』と学校まで押しかけたこともあったそうです。また、逮捕後は事件の影響で亜希さんの仕事が激減するともいわれました。しかし彼女は夫と訣別し、シングルマザーとして子供たちを守っていく決意を固めました。そのため清原姓を捨て、前夫との関わりを断ち切ろうとしてきたのです」(親しいファッション関係者)

 

保釈直後の3月23日には『あさチャン』(TBS系)で「清原被告が亜希さんと子供たちに電話で詫びた」と報じられていた。だが、その後も彼が子供たちとの対面を果たしたという話は聞こえてきていない。せっかく子供たちとの新たな門出が落ち着いてきたなか、亜希にとっては「これ以上生活を荒らされたくない」という心境なのだろう。そんな彼女の気持ちを表すかのように、初公判直前に訪れた亜希のマンションは静まり返っていた。4月9日の亜希のブログには、こんなコメントが。

 

《先日故郷へ…母を近くに感じた瞬間…》

 

3月に初公判の日程が明らかになってからほどなくして、亜希は自らの気持ちを整理するべく故郷の福井を訪れていたのだ。

 

「亜希さんにとって、亡き母は大きな存在でした。小4のときに両親が離婚し、彼女は母に女手ひとつで育てられました。そのことにずっと感謝していて、結婚後も彼女は闘病中だった母親を東京に呼び寄せています。妊娠してからも一生懸命に母の看病を続け、02年8月には長男を出産しました。しかしその2カ月前、お母さんは天国へと旅立ったのです」(前出の知人)

 

奇しくも最愛の母と同じシングルマザーとなった亜希。母のように子供たちを女手ひとつで育てることができるのだろうか……。そんな不安を胸に、亡き母の墓前へ足を向けたのかもしれない。亡き母の墓前に、前夫との訣別、そして強き母として生きていく決意を誓った亜希。その強い思いが、危ぶまれていた仕事を軌道に乗せているようだ。

 

「ファッション誌との契約はそのまま続いており、仕事も減るどころか増えています。自身のブランドも好調で、3月からは彼女が出演するスキンケアブランドのCMも始まりました。さらにはインスタグラムで紹介している手料理が好評で、同世代の女性から支持を得ています。モデルの仕事とプロデュースから得られる収入は年間3000万円以上ともいわれており、経済的にも助けになることでしょう」(芸能関係者)

 

自分の実母がそうであったように、たくましく生きる。亜希はその強い思いで、前に進んでいく――。

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