連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の第14週は、「常子、出版社を起業する」。昭和21年2月。長かった戦争が終わり、闇市では食糧や職を求める人々で溢れかえっていた。常子(高畑充希)は、貸本業をしながら甲東出版を維持していたものの、大学出の鞠子(相楽樹)ですら勤める先はなく、君子(木村多江)と美子(杉咲花)は着物の仕立てなどで生計を立てていた。叔父の鉄郎(向井理)は常子に、貸本...

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