毎回豪華なゲストが登場するフジテレビ系の月9ドラマ「貴族探偵」だが、女優の広末涼子(36)が29日放送の第7話に出演。月9枠への出演は’07年の「ガリレオ」以来10年ぶりとなる。
広末といえば、「ロングバケーション」(’96年)で月9初出演。以降、「ビーチボーイズ」(’97年)、「リップスティック」(’99年)、「できちゃった結婚」(’01年)などに出演し、自身の芸能生活を彩ってきた。
「今年は月9枠がスタートしてから30周年。それもあって『貴族探偵』は主演の嵐・相葉雅紀(34)、中山美穂(47)、井川遥(40)ら月9に縁のある豪華キャストを集めていました」(放送担当記者)
だが第1話こそ11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で2ケタを記録したものの、第2話以降、1ケタにとどまっている。
「今回のドラマは月9の全盛期にプロデューサーをつとめていた亀山千広社長(60)の肝いり。しかし亀山氏はまるでドラマの視聴率が低迷した責任をとるかのように、役員会議での社長退任が決定してしまいました」(前出・報道担当記者)
歴史ある月9。ここ数年は続々と若い売れっ子の役者が出ているだけに、その役者と中堅・ベテランをうまく使いこなせばよさそうなものだが……。
「フジの看板枠にもかかわらず、このところ若手の売れっ子たちからは明らかに敬遠されています。前クールは西内まりやさん(23)に白羽の矢が立ちましたが、案の定ドラマが大コケ。その件もあり、ますます敬遠されてしまいました」(芸能プロダクションスタッフ)
社長交代を機に、月9枠の存在意義を根本から見直す必要がありそうだ。