ダウンタウンの松本人志(54)が1月14日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。年末特番「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」(日本テレビ系)における、相方・浜田雅功(54)の黒塗りメイクについて言及した。
“アメリカンポリス”をテーマとした同番組では、浜田が米映画『ビバリーヒルズ・コップ』の主人公刑事にふんするため、黒塗りのメイクを施される演出があった。これに対して日本在住の外国人らから批判があり、海外メディアでも報じられた。
松本は「これに関して僕は、本当にいろいろ言いたいことがあるんですけども」と発言。司会の東野幸治(50)に発言を促されるも、明言は避け、「面倒くさいので、”浜田が悪い”でいい。アイツを干しましょう」と冗談交じりにコメントした。
これには東野も苦笑し、「そんなことないですよ。浜田さんもやらされているんですから、どっちかと言うたら。更衣室に入ったら、これ(衣装)があったから」とフォローしたが、松本は「断らなかったアイツが悪い」と、姿勢を貫いた。
タレントのヒロミ(52)は「そういうの(黒塗り)を笑ったんじゃなくて、浜ちゃんを笑っている。だから、浜ちゃんが悪いんだよね」と話し、あくまで浜田への笑いだったことを強調。「でも、こうやって言われるということは……僕らは島国だから、そういうものに関して疎いのかもしれない」と付け加えた。
アイドルグループ「でんぱ組.inc」のプロデューサー・もふくちゃん(34)は「歴史的にも、“黒塗り”は世界中でダメなこととされている」と前置きしたうえで、「最近では日本も国際的になって、世界中の人が見ている。テレビ業界では、国際的な立場であるということにめくばせをした番組作りが必要なのでは」と提言した。
なお、日本テレビ側はハフィントンポスト日本版の取材にて「俳優のエディ・マーフィさんが演じる主人公『アクセル・フォーリー』に扮したもので、差別する意図は一切ありません」とし、「本件をめぐっては、様々なご意見があることは承知しており、今後の番組作りの参考にさせていただきます」と回答している。