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ハーフタレントとして現在ブレイク中のマギーさん(24)が、1月13日発売の週刊誌で、人気バンド「Hi-STANDARD」のギターボーカル横山健さんとの“熱愛”が報じられました。

 

記事によると横山さんは奥さんとお子さんがいるそうですが、決定的瞬間は捕らえられていません(あくまでも2人は同じマンションを出入りしていただけ)。そのため現段階では“疑惑”としか表現できず、マギーさんもこの話題に触れることは一切なし。レギュラー出演している生放送の「ヒルナンデス」も通常通りに出演しています。

 

しかしその堂々としすぎた姿に、主婦たちを中心に反感と怒りが。そして今もなおSNSのアカウントが炎上し続けているようです。

 

ポストベッキーと名高かっただけに、またしてもハーフタレントの勢力図に変化が起きそうな今回のスクープ。ただやはりベッキーさんの不倫騒動から比較すると、かなり温度差があるように感じます。

 

前回が「国民的人気タレントと若手人気急上昇バンドの熱愛」なら、今回は「カリスマ的人気パンクバンドと人気ハーフタレントの熱愛」とでもいいましょうか。言葉にするとどちらもパンチがあるニュースですが、今回はベッキーさんのケースと比較しながら今回の騒動の大きさを考え、またマギーさんは今後どのようになっていくのかも考えていきます。

 

■ギャップというキーワードは極めて小さい今回の熱愛

 

今回の騒動が大きくなる背景にあるのは、“着飾った外ヅラ”ではない素顔や生の情報が知りたいという今のネット社会がもたらすニーズでしょう。その軸から2つの報道をみていくと、ベッキーさんはLINEのスクリーンショットや《友達で押し通す予定!笑》といったやりとりが暴露されるなど、彼女の“意外な一面”を見ることができました。

 

いっぽう今回のマギーさんのニュースで報じられたのは、同じマンションを出入りする写真のみ。“素顔をのぞきたい”という欲望を中心にみると、全くといっていいほど面白さがないニュースであることがわかります。

 

世の中の多くの人は騒動の有無よりも、それ以外のお得な(なかなか見ることのできない)情報を求めています。そういう点でマギーさんの話題がイマイチ後追いされないのは、大人の事情があったとしても、追いかけるべき要素がまだまだ足りないのです。

 

■パンクバンドマンと気の強いハーフに意外性なし

 

次に当人たちのキャラクターをみていくと、やはりこちらもパンチ不足は明白です。

 

ベッキーさんは全世代に知名度がある優等生キャラでしたし、川谷さんは“ゲス”という言葉をバンドに用いるほど不倫にマッチした要素を持っていました。

 

いっぽう横山さんはカリスマ的人気バンド「Hi-STANDARD」のギターボーカルとはいえ、知名度にはかなり偏りがある存在です。30代の筆者は「おお!あのバンドが!」と思いましたが、20代前半の女性に聞いたら「誰それ?」状態でした。

 

逆に30代以上に聞くと、マギーさんはトリンドル玲奈さんやダレノガレ明美さんらと区別がつかないと話す人も続出。つまり“同じハーフ”という枠で比べようとしがちですが、全くもって内情は異なるといえそうです。

 

そしてさらに今回深く考察してみたいと思ったのは、「ハーフはなぜ、バンドマンが好きなのか?」という点です。

 

一般的にバンドマンなど“演じること”が職業の人は演奏時と通常時のキャラにギャップがあるほど魅力的に見えるため、モテる傾向にあります。そういう意味では、川谷さんも横山さんもギャップありの魅力的なのかもしれませんが……。それ以外のモテ要素がどこに隠れているのか。

 

マギーさんとの“熱愛”に続報があるならば、ぜひ一度考えてみたいと思います。

 

(文:おおしまりえ)

恋愛ジャーナリスト・コラムニスト・イラストレーター

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