鈴木砂羽(45)が8月30日、自身がプロデュースしたユニット「港.ロッ区.」の公演「ロックの女」の会見に出席した。
昨年9月に女優2人が“土下座を強要された”として、鈴木の演出する舞台を降板するという騒動が浮上。彼女は当時を振り返り、「でも今考えるとトラブルがあって、もし自分がプロデューサーだったらどう対処するかとか、そんなことも考えました。ものすごく勉強になりました」と前向きに語った。
「鈴木さんはもともと“毒舌キャラ”として有名でしたが、自分でも気が強いという自覚はあったようです。それでも、やはり騒動は相当こたえたようですね。女優業だけでなく、演出や脚本といった裏方仕事にも力を入れていきたいと意気込んでいた矢先でしたから……」(舞台関係者)
本誌17年10月10日号では、騒動直後に行われた鈴木のデビュー25周年パーティについて報じている。鈴木は会場で、こう挨拶していた。
「お騒がせしてすみませんでした。土下座なら私が500回でも600回でもします!そういうこと(=トラブル)は本当になかったんですけど、私もそういう誤解されるようなことをしてしまったことは、責任があります。だから、みなさんに本当に申し訳なかったです」
鈴木がそう謝罪すると参加者からはエールが。すると鈴木は謝罪を重ねたが、その目には涙が浮かんでいたという。
「それもあって騒動以来、鈴木さんは共演者とのコミュニケーションをいっそう大切にするようになりました。『ロックの女』で主演を務める椿鬼奴さん(46)も“安心して身をまかせることができた”と言っているほど、優しくきめ細かいフォローをするように。騒動当時は彼女に批判的な声もありましたが、最近では評判を戻しつつあります」(前出・舞台関係者)
今回の舞台を成功させ、名声を得ることができるのだろうか。