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矢沢永吉(69)の公式ファンクラブ・YAZAWA CLUBが迷惑行為を繰り返す一部のファンについて、コンサートへの出入りを禁止。さらにファンクラブの強制脱会といった措置を取ったと1月21日に、公式サイト上で発表した。

 

YAZAWA CLUBはサイトで「某雑誌にA氏(仮称)が結成し総会長を務める団体に関する記事の掲載があり」と明かし、「まず、矢沢永吉並びにYAZAWA CLUBは、矢沢永吉に関する私設応援団を認めておりません」と綴った。

 

以前から特攻服を着たり旗を振ったり、永ちゃんコールを強制するといった“周囲に威圧感を与えるような一部ファンの行動”を禁止してきたというYAZAWA CLUB。しかし、そうした迷惑行為により「コンサートに行きたいけど怖くて行けない」という声が多く寄せられていたという。

 

YAZAWA CLUBは、A氏が総会長を務める団体の行動について「矢沢永吉の目指す『どなたでも来場しやすいコンサート』への長きに渡る取り組みに対する妨害行為であると判断せざるを得ない内容」と表現。「矢沢永吉の方針を自ら否定することにもなりかねません」と綴り、「よって、誠に残念ではありますが、A氏へは今後の矢沢永吉のコンサートへの一切の出入り禁止やファンクラブの強制脱会等の措置を取らせていただきました」とその経緯を報告した。

 

そのカリスマ性から、熱狂的なファンの多い矢沢。今回の止むを得ない判断に、Twitterでは他のアーティストのファンからも賛同の声が上がっている。

 

《永ちゃんファンに限らず、自分も行き過ぎた行為をしてないか客観的に見つめるべき。応援したい対象者や周辺の人にも迷惑をかけてしまうのはもちろん、他のファンまで巻き込んでしまう》
《ファンを名乗るならば禁止されてることを破ればやがて更なる禁止事項が増えて悪循環になる事を頭に入れて行動して欲しい》
《ファンとして一番大事なことは 歴の長さでもライヴ参戦回数でもお布施総額でもなく「推しに迷惑をかけない」「推しの顔に泥を塗らない」これに尽きますね》

 

NGT48の山口真帆(23)への暴行事件を筆頭に、昨今過激なファンの行動がしばしば報じられている。

 

「以前矢沢さんはインタビューで『聴く側もプライドを持って欲しい』と語っています。今回の発表で、改めてそう呼びかけたかったのではないでしょうか。過激なファンに苦悩するアーティストは数多くいます。大御所である矢沢さんが率先して方法を示してくれたことは、そういったアーティスト達の希望にもなったでしょう」(音楽関係者)

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