東京都内の住宅街にある3階建ての一軒家。約30坪の土地に延べ床面積は約220平方メートルで、地元の不動産業者によれば1億3千万円ほどの物件だという。
’14年に建てられてからずっと独身貴族・春風亭昇太(59)の城だったが、この夏、1人と1匹に対して城門が開かれた。6月30日に“還暦婚”を発表した元タカラジェンヌの下薗利依さん(40)と、その愛犬だ。テレビ局関係者は言う。
「『笑点』で共演している師匠たちも例えば『奥さんの料理は何がおいしいの?』とか、新婚エピソードを聞き出そうとするのですが、『僕も料理は好きですから』なんて答えるばかり。結婚生活については、秘密主義なんです」
口を閉ざしているのは、師匠たちにだけではない。
「昇太師匠のブログは結婚発表直前の6月29日付以降更新されていませんし、奥さんのブログも7月中旬で止まっています(※9月25日現在)。まだ入籍を済ませていないからなのか、奥さんもお仕事をしているので慎重になっているのか、当面は“夫婦噺”はNGのようですね」(昇太を知る演芸関係者)
下薗さんは、ドッグサロンの先駆者的存在「青山ケンネル株式会社」専務取締役のほかに、「NPO法人 日本動物福祉職能協会」理事長も務めている“キャリアウーマン”でもある。
「彼女の母親が理事長を務めている『シモゾノ学園』は2つの専門学校の経営母体。また『青山ケンネル』は彼女のきょうだいが社長ですし、実家の資産は50億円を下りません」(経済ジャーナリスト)
そこで下薗さんの母親に、取材を申し込むと――。
「昇太さんですか? とても良い方と娘がめぐり合って、私も光栄です」
――どんな家庭を築いてほしいですか?
「昇太さんもお忙しそうですし、娘は娘で仕事を持っていますからね。夫婦それぞれが相手を尊重して、それぞれ仕事を続けながら、いい家庭を作ってほしいです」
『笑点』の先輩たちも妻ネタで笑いをとっていたが、昇太の爆笑“夫婦噺”が解禁される日が待ち遠しい。