お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(44)が個人として設立した会社が東京国税局から所得隠しと申告漏れを指摘されていたという。10月23日、FNNなどが伝えた。
報道によると徳井は吉本興業から支払われるテレビやラジオの出演料などを、個人で設立した会社を通して受け取っていたという徳井。2012年から15年までの4年間、個人的な旅行・洋服代・アクセサリー代などを会社経費として計上。しかし国税局はこれを認めず、約2,000万円の所得隠しとして指摘したという。
また16年から18年までの3年間は収入を全く申告していなかったため、国税局は徳井に対し約1億円の申告漏れを指摘。重加算税等を含めた追徴税額は、あわせて約3,400万円にのぼるとみられているが、徳井はすでに納税と修正申告を済ませているという。
徳井は「吉本男前ランキング」で03年度から05年度まで3年連続1位を獲得し殿堂入りした人気芸人。コンビとしての活動以外に、俳優としても活動。最近ではNHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にも出演していた。
そんな徳井だが、今回の報道に対してネット上では《そもそも申告すらしてないとか有り得ない》《これは確信犯!》《税理士頼んでないなら世の中を舐めてるとしか思えない》などの厳しい意見が殺到している。
「本人は後でまとめて払えばいいと考えていたとのことですが、1億円を超える申告漏れとなれば“うっかり”で済まされるものではありません。お金に対する意識のずさんさが明らかになったことにより、好感度は大幅にダウンしそうです」(テレビ局関係者)