ぺこぱ 注目集める否定しない漫才…多様性尊重、発明と絶賛も

19年の「M-1グランプリ」(ABC・テレビ朝日系)で3位となり話題を呼んだお笑いコンビ・ぺこぱが1月1日、「第53回 新春!爆笑ヒットパレード2020」に出演した。その際に披露したネタで「女同士が結婚したっていいじゃないか」と発言したことが、大きな反響を呼んでいる。

 

ぺこぱは「爆笑ヒットパレード」で「ショートノリツッコまないコント・プロポーズ」を披露した。女性のような仕草をした松陰寺太勇(36)が「大事な話があるってなに?」と聞くと、シュウペイ(32)は「私、あなたのこと愛しているの」「結婚しておくんなまし~!」と返答。すると松陰寺は嫌がる素振りを見せながらも「いや、女同士が結婚したって別にいいじゃないか!」と力強く語り、「愛はせんべいだ。いろんな形がある」と続けた。そしてスタジオではそのキザな話ぶりに笑いが起こりながらも、歓声が上がった。

 

ぺこぱの笑いは、どんなものも否定しないことで多様性を認めている。そのことについて12月29日に放送された「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送系)で若林正恭(41)は「M-1グランプリ」を回想し、「多様性とツッコミって相性が悪いと思うのよ。常識が強い時代のほうがツッコミって強いけど、多様性とツッコミの食い合わせって悪いから」と持論を明かした。しかしぺこぱの「ツッコまない」ながらも笑いを生む手法について「時代の転換点みたいなもの」を目の当たりにしたと話し、「ものすごい発明」と評していた。

 

Twitterでは「女同士が結婚したっていいじゃないか」「愛にはいろんな形がある」というセリフを盛り込み、多様性を尊重しながら笑いを生み出したぺこぱを讃える声が上がっている。

 

《様々な視点や立場を否定しないで認め合う「多様性」という現代社会でとても大切なテーマを誰も傷つけない形で表現している点がすごいと思います。ぺこぱを多くの人が前向きに感じるなら、日本は多様性を受容する社会に向かえると思います》
《周りが変に冷やかさずに、歓声を上げていたのも良かったですよね。社会は変わりつつあるのかもしれない》
《ぺこぱさんはノリツッコまないですが、ある意味やんわりと社会にツッコんでますよね》

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