世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。日本でも感染者は増えるいっぽう、死者もでる事態に。感染拡大を防ぐため政府は26日、約2週間にわたるスポーツやコンサートといったイベントの自粛を要請。27日には、全国の小中高校などに休校を要請する未曾有の事態に。テレビ業界もその限りではなかった。
「制作にはタレントからスタッフまで大人数が関わっています。誰かが感染してしまうと、パンデミックが起こる可能性も。バラエティ番組は観客なしでの収録対応が進められていますが、連日にわたって早朝から深夜まで長時間撮影することもあるドラマはよりシビアな状況です。放送ギリギリのスケジュールで組まれていることも多く、4月クールの現場は戦々恐々としています。消毒やマスクの着用などを徹底し、細心の注意を払っているそうです」(ドラマ関係者)
撮影後の“お楽しみ”である打ち上げにも、コロナショックが……。
「ウイルス拡散を防ぐため、飲み会や会食を禁止する企業が続出しています。その流れを受け、間もなく撮影が終わる今クールのドラマでも打ち上げが中止になるそうです。ドラマの打ち上げともなると100~200人規模になるので、残念ですがやむを得ません。すでにフジテレビやテレビ朝日は今クールの全てのドラマの打ち上げをやらないことが決まったそうです」(前出・ドラマ関係者)
多くの出演者にとっては残念な打ち上げ中止。しかし、渦中の“ある人物”にとっては違ったようだ――。
「『ケイジとケンジ』(テレビ朝日系)に主演している東出昌大さんは、打ち上げがなくなったことでホッとしていると思います。唐田えりかさん(21)との不倫騒動で撮影現場では孤立状態だったといいます。不参加という選択肢もあったかもしれませんが、ほかの仕事も失った彼が“スケジュールの都合で行けない”と言い訳するのもはかなり苦しい。未だ各メディアにいまだ追われている彼にとってはラッキーかもしれませんね……」(テレビ局関係者)