エイベックスの動画無料公開に称賛 出版社や教育業界も追随

エイベックスは3日、所属アーティストのライブ映像100本を無料公開すると発表した。5日から31日までの期間限定で、同社の公式YouTubeチャンネルから視聴可能だ。

 

無料公開するのは、TRF、浜崎あゆみ(41)、倖田來未(37)、AAAなどのライブ映像コンテンツ約100本(順次公開)とのこと。普段はDVDなどのパッケージやダウンロードコンテンツとして提供している作品たちだという。同社は無料公開にあたり、メッセージをこう寄せている。

 

「音楽や映像は、1人でも、自宅でも楽しめるエンタテインメントです。ライヴやイベントの中止等で、残念がっている方も多いと思います。そんな方々に、アーティストのライヴ映像で、少しでも励みになったり、元気になってもらえたらと思います」

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのアーティストが公演延期・中止を余儀なくされている。全国の小中学校と高校も政府から臨時休校を要請されている状況下で、同社が取った行動に称賛の声が上がっている。

 

《これはエイベックスの良い取り組みだね インドアで楽しめるサービスの限定開放、素晴らしい》
《avexさん、グッジョブ! ネットがあるから出来ること》
《自社の強みを社会のために役立てる姿勢は素晴らしい》

 

このような動きは、音楽業界だけに止まらない。集英社は2日に漫画誌『週刊少年ジャンプ』を、小学館は『月刊コロコロコミック』を期間限定でバックナンバーの無料公開することを発表した。またTVアニメ『ちびまる子ちゃん』も期間限定で、YouTube公式チャンネルから100話無料配信を開始。さらに教育業界からも、ネットやスマホで勉強ができる無償学習支援が進んでいる。

 

「各企業は、『今できうる最大限のこと』に注力しています。東日本大震災や台風被害といった自然災害では、ボランティアやチャリティー支援が実施できました。しかし今回のような感染症は、健康被害を伴う可能性が高いため実施できる支援も限られています。そのため、企業はネットやSNSなどを駆使した支援を模索しています」(全国紙記者)

 

こうした“企業の輪”がもっと広がっていくことを期待したい。

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