志村けんさん 兄語る『エール』への熱意「自宅でも台本を…」

「『役者として私は新人』という意識が強く、20年ぶりの撮影を前に落ち着きがなかったそうです。収録前日も、お酒を飲んで気を紛らわせようと思ったとか。ですが、『二日酔いでセリフを飛ばしては、スタッフや共演者に迷惑がかかる』と、お酒は“舐める”程度に控えたそうです」(番組関係者)

 

新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に亡くなった志村けんさん(享年70)が、5月1日からNHK連続テレビ小説『エール』に登場している。日本を代表する作曲家・小山田耕三役で、童謡『赤とんぼ』などで知られる山田耕筰がモデルだ。志村さんは昨年12月にクランクインし、3月6日が最後の撮影となってしまった。

 

「志村さんは『ドラマはコントと違ってセリフが決まっている。自分の好きなようにはできないから緊張する』と話されていました。今作では音楽界の重鎮として威厳を保つ役どころなので、目元をゆるめず低い声を意識して演じていました」(前出・番組関係者)

 

志村さんの実兄・知之さん(73)は、本誌に無念の思いを明かす。

 

「うちの奥さんと2人で見ましたよ。今日(の放送)も最後の最後に出てきて……。本人も出演を楽しみにしていたからね。(志村さんの)三鷹の家に行って話したときも、『台本をちゃんと読んでるから』って言ってましたし……。何とも残念です」

 

志村さん亡き今後のことについては、こう続ける。

 

「四十九日の準備はしています。ほんの一部の親戚だけで集まろうと思っています。お墓は決まっていますが、遺品の整理などは、まだ余裕がなくてやっていません。納骨が済んでから、お別れ会などについて考えたいと思います」

 

「女性自身」2020年5月26日号 掲載

関連カテゴリー: