「いつ再開してもいいよう鈴木さんが『リモートでリハーサルをしましょう!』と提案したそうです。しかし、織田さんは『申し訳ない』と謝りながらも断ったといいます。ライブ感を重視する織田さんだけに、“現場で一緒に作り上げたい!”という意識だったようです」(前出・フジテレビ関係者)

 

新しい撮影様式への疑念を拭えない織田。しかし、そこには彼なりの“こだわり”あった。

 

織田をよく知るプロデューサーは言う。

 

「リモート打ち合わせやフェイスシールドといった慣れない事態の連続に芸能生活33年の織田さんも戸惑っているようです。また『SUITS』シリーズは織田さんが海外原作ドラマに初挑戦した作品。感染防止対策の大切さを理解しつつも、愛着ゆえに、“少しでも妥協したくない”という思いがあるのでしょう」

 

織田も暗中模索しているようだ。

 

「あるとき、織田さんが『フェイスシールドを置く場所が密になるのでいい方法を考えよう』と、自らスタッフに提案したそうです。制約が多いなか、“出演者が少しでもいい環境で演技をして、よりよい作品にしたい”という一心なのでしょう。最近では、率先して消毒や検温に協力しているようで、現場の士気も上がっていると聞いています」(前出・プロデューサー)

 

織田の情熱を誰も“封鎖”することはできない。

 

「女性自身」2020年7月14日号 掲載

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