本来なら岡江さんの“プレゼント”を受け取っていたはずの大和田。彼の入院生活について、大和田夫妻の所属事務所「スタッフ・アップ」代表取締役である戸張立美氏はこう語る。
「誕生日当日は、病院食です。本当に間が悪いというか(笑)。3日間くらい入院していたみたいです。手術はしないで、クスリで散らして。点滴打っている間は絶食していたと聞きました」
戸張氏は「獏ちゃんは健康に気をつけていたんですけどね……」と苦笑いしながら、こう続ける。
「いま彼はウォーキングが日課なんです。これは岡江が『歩くのは健康にいいから!』と助言していたからです。獏ちゃんは岡江の影響でウォーキングしているわけで、いわば“言いつけを守ってる”といえるかもしれませんね。
獏ちゃんは37年も連れ添った岡江を亡くして、立ち直るにはまだまだ時間がかかりそうです。彼には、岡江との大切な思い出があります。ですから、『いつかは語らなきゃいけない』と考えている様子。でも『今はまだしゃべれないなぁ』って。お別れの会もしてませんしね……」
大和田夫妻の娘・美帆(37)も、15日の件をSNSで、《今夜は実家で父の退院祝いディナー》と明かしていた。前出の大和田家の知人は言う。
「古希という人生の大切な節目を盛大にお祝いするはずだったのに、岡江さんが亡くなって。その傷心癒えぬまま、入院もして……。獏さんは岡江さんの写真を今も大事に飾っています。ですからこの日は快気祝いも兼ね、美帆さんやお孫さんと一緒に食事をして、思い出のたくさん詰まったケーキを写真の前に供えたのでしょう」
「女性自身」2020年11月3日号 掲載