初夏の陽光に照らされながら、東京の下町エリアにある運河をゆっくりと走る水上バス。真っ白なシャツをまとい、デッキで満面の笑みを見せているのは篠原涼子(47)。
5月末日のこの日、大勢のスタッフが見守るなか、篠原は“初めての不倫”に挑んでいた。
「篠原さんが撮影しているのは、Netflix配信のドラマ『金魚妻』。人気漫画の実写化作品で、篠原さんは不倫に溺れる専業主婦の主人公・平賀さくらを演じます。年内配信予定ですが、コロナで撮影スケジュールが後ろ倒しとなったため、連日、朝から晩まで撮影していると聞いています」(ドラマ制作関係者)
不倫する役を演じるのは今作が初という篠原。出演に際し、こうコメントを発表していた。
「お話をいただいて、私自身演じたことのない役柄でもございましたので、挑戦させていただくという思いで出演させていただくことになりました。(中略)新しい生活様式の中で、改めて不変的な想いを作品を通して伝えて行けたらと思います」
不変の愛を伝える意気込みを見せた篠原だが、プライベートの生活様式は今も“激変”したままだった――。
昨年8月、本誌は篠原と夫・市村正親(72)との別居生活を報じた。市村と2人の息子が暮らす自宅マンションから車で10分ほどの場所にある高級賃貸マンションで生活する篠原の姿を目撃。
当時、篠原の所属事務所は市村との別居を認めたうえで、次のようにコメントしていた。
「不仲が原因ではなく、ドラマの撮影で大勢の人と接することもあり、家族へ感染させないための一時的な処置です。仕事のない緊急事態宣言中の2カ月間は自宅に戻っていましたし、ドラマの撮影終了後の8月下旬には別居を解消し自宅での生活に戻ると聞いています」
それから10カ月。当然、別居は解消しているはずだと思っていたが、驚きの情報が本誌に飛び込んできた。篠原をよく知るテレビ局関係者は言う。
「実は篠原さんは今も別宅のマンションを引き払っておらず、市村さんとの別居生活が続いているようなんです……」