夏木マリの型破りな終活計画…葬儀で清水寺、墓石は手のひら型
画像を見る 首から除菌脱臭機をさげながら夫と歩く夏木マリ

 

■「マリさんに手を合わせて涙する人も」

 

夏木と森さんは’14年秋から定期的に清水寺でパフォーマンス共演中だ。森さんはイベントで節のついたお経を読む“声明”を披露。

 

「私が舞台を退出するとき、マリさんに向かって手を合わせながら涙を流していた人が何人もいた。やる前はちょっと不安だったけどやってよかったと思いました」

 

ただ、森さんによれば“清水寺には檀家さんがなく、われわれの宗派では葬式はしない”という。

 

「ですから清水寺での葬式は難しいのですが、修行時に、葬儀のやり方は伝授されていますので、読経等はやれないことはありません。私が長生きして、宗派やいろんな問題がクリアできて、マリさんのご家族の方々も『お前がやれ』と言われるのであれば、やらせていただけるのでは、と思います」

 

型破りなのは葬儀だけではない。

 

「夏木さんは大ヒット曲『絹の靴下』でフィンガーアクションが話題になりました。旦那さんも演奏家ですから“手のひらをモチーフにした大理石の墓石を作る”と宣言していました」(夏木の知人)

 

思い描く理想の終活に向け、夏木の全力の日々は続く――。

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