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「NHKは東京五輪の開会式、もしくは閉会式だけでも大野智さん(40)を除く4人をそろえようとねばり強く交渉しました。しかし、これまでスペシャルナビゲーターとして撮影した嵐5人の過去の映像や、楽曲『カイト』が流れることはあっても、新たにメンバー4人がそろうことはありません」(NHK関係者)

 

7月23日から開催される東京五輪。そのNHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターに嵐の櫻井翔(39)と相葉雅紀(38)が就任することが6月23日に発表された。

 

「もともと、スペシャルナビゲーターは嵐が務める予定でした。しかし新型コロナの影響で東京五輪が1年延期。昨年末をもって嵐が活動休止に入ったため、メンバーの出演がどうなるか注目されていました」(テレビ誌記者)

 

NHKは5月19日に行われた放送総局長会見でも「現時点ではまだ決まっておりません。今後決まり次第お伝えします」と答えていた。

 

「そのため“特例”として嵐が東京五輪限定で復活するのでは、とファンたちは一縷の望みを託していたんです」(前出・テレビ誌記者)

 

そんななか今回、正式に櫻井と相葉で出演することが決まったのだ。2人が選ばれた理由を、前出のNHK関係者はこう話す。

 

「櫻井さんは日本テレビ系で6大会連続五輪キャスターを務めてきました。相葉さんもNHKのスポーツ番組に出演しています。そうした2人の実績が評価されました。すでに準備を始めており、6月中旬に2人がスタッフを含めて打ち合わせをしたと聞いています。お互いの得意分野をすり合わせながら担当する競技の分担を行ったようです。また櫻井さんはこれまでの五輪の取材でノートをつけているので、相葉さんに見せて情報を共有するそうですよ」

 

この嵐のメンバー“2人”という数字に大きな意味があるという。

 

「嵐の活動休止以降、嵐のメンバーがテレビ番組で3人以上が一緒に出演したことは一度もなく、最大でも2人までです。6月3日に放送された櫻井さんのバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)でも、二宮和也さん(38)が、ゲストとして出演しましたが、ほかのメンバーが登場することはありませんでした」(映像関係者)

 

CMでも同じルールが存在すると広告代理店関係者は言う。

 

「現在、JALのアンバサダーとしての活動しているのは、櫻井さんと松本潤さん(37)の2人です。三ツ矢サイダーのCMに出ているのも櫻井さんと相葉さんの2人。ライオンに至ってはもともと同社の別々の製品で、二宮和也さんと相葉さんが起用されていましたが、6月21日にコラボCMが発表されて2人で出演することになりました」

 

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