■ヌーの井口、オーラルのやまたくも
開催1ヵ月前であるなか、曖昧な要請によって中止に追い込まれた『RIJF』。やり場のない思いを抱えているのは、Takaだけではない。
初日のトリを務めることとなっていたKing Gnuのボーカル・井口理(27)はTwitterに《今この国にあるのは曖昧なルールと同調圧力。それで守られる人もいれば、殺される人もいる。誰かが不幸になるんじゃなくて、みんなで幸せになる方法はないのかな》と投稿。
さらに4日目に出演予定だったTHE ORAL CIGARETTESのボーカル・山中拓也(30)も《色んな人の優しい想いや努力の賜物が、木っ端微塵。それが、どんだけ重いものか分かってるのかねぇ…》と苦言を呈している。
また音楽ライターの兵庫慎司氏は《茨城県医師会の何が悪質って「今後の感染拡大状況に応じて」なんてふんわりした言い方で、具体的な基準は何も示さず、つまり何の責任感も覚悟もなく要請を出しているところ》といい、《あんたらの1000倍感染対策を考えて用意してきたフェスにこの仕打。許せない》と怒りをにじませている。