■本誌は今年5月、内野が実母をサポートする現場を目撃
「’19年4月から放送が始まった『何食べ』がクランクインしたのは同年3月。キャリアの長い西島さんと内野さんですが、意外にもこれが初共演だったんです。内野さんはマネージャーから恋人役が西島さんだと聞いたとき、とてもワクワクして『やりたい!』と興奮し、共演を心待ちにしていたといいます。いざ現場で対面すると、お互い最初から“フィーリングが合う”と意気投合していましたね」(テレビ東京関係者)
役者として波長が合った2人だが、私生活でも当時、同じ“家族の悩み”を抱えていたという。
「西島さんの70代後半のお母さまが消化器系の病気で闘病生活に入っていたのです。都内の複数の病院に手術の相談をして、家族会議の結果、ある病院で手術を受けたのですが……」(西島家の知人)
一時的に回復したものの、結局再入院。西島も多忙ななか病院に足を運び、母を支えていたという。
「西島さんは『何食べ』の収録に全力投球しながら、休みの日の合間にはお母さまの介護をサポートしていたといいます。いっぽうの内野さんも、ご自宅近くで一人暮らしされているお母さまの足が不自由になったということで、定期的に介護しながら収録に臨んでいらっしゃったんです」(前出・ドラマ関係者)
内野の80代実母は4〜5年ほど前から自宅から車で数分のマンションで独居生活を送っている。本誌は今年5月、車で母を自宅に連れてきた内野を目撃している。親子水入らずで夕食を共にした後、内野は母を近所のマンションへと送っていった。
「彼の実家は寺院で、当然、後を継いでくれると思っていたお母さんは、一人息子である内野さんが役者の道を選んだことに複雑な思いもあったようです。『おかえりモネ』でも寺を継ぐことに否定的な百音の友人へ、百音の父親役の内野さんが『俺はお前の味方だ』と力強く応援する、私生活とリンクするようなシーンがありました」(前出・ドラマ関係者)
杖をついている母の車の乗り降りを手伝ったり、腕を貸して共に歩いたりする姿からは、内野の年老いた母への深い愛情と“贖罪の思い”が伝わってきたーー。