■アップデートされないノーマスク出演
ドラマ制作以上に感染対策の“ゆるみ”が見受けられるのは、バラエティや情報番組だ。
「『めざまし』も『ラヴィット!』もそうですが、まず、出演者がノーマスクでそれぞれの距離が近い。なかには大きい声でアクリル板を越えて話す人も見かけます。一時は普及したリモート出演も、最近ではめっきり減りました。
ただ、テレビ東京は緊急事態宣言下だった昨年1月、同局の『ワールドビジネスサテライト(WBS)』を含む3番組でキャスターらがマスクを着用。その後、宣言解除を受けてマスク着用は取りやめましたが、代わりに175センチほどの大きなアクリル版を導入したのです。
日本で最初に新型コロナの感染者が確認されてから、もう2年になります。テレ東のような対策をする局もありますが、バラエティや情報番組の感染対策がアップデートされないことに、首を傾げる視聴者も多いようです」(前出・テレビ局関係者)
多くの芸能人の感染が報告される一方で、未だに“ノーマスク出演”が続くテレビ界。ネット上では、その是非を問う声が相次いでいる。
《テレビを見てると、いまだにマスク無しでやっていて大丈夫なのかなと思う》
《そもそもニュースと天気・交通情報がわかればいいんだから、そんなに出演者いらないし芸能人も要らないだろうに。これを機会に見直せばいい》
《あれだけ感染力が高いと言われているのに変わらずマスクなしでやってるからいつかはこうなるよね。別にマスクしてテレビ出ててもなんとも思わないんだからマスクして出演させればいいのに》