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「死ぬほどかわいい」

 

3月23日、こう語ったのは人気YouTuberのヒカル(30)。同日、『NEWSポストセブン』に報じられた元乃木坂46の松村沙友理(29)との熱愛ついて、自身のYouTubeで「僕が相手の方を好きということは事実で本気です」とコメントした。

 

根強いファンのいる両者だけに、SNS上では《さゆりんご、ショックすぎた》《ヒカルもついに熱愛かあ〜予想はしてたけどちょっとショック》と交際に衝撃を受けるファンの声も多数。

 

人気コスプレイヤー・伊織もえに10年間交際している男性がいると報じられた際にも、《伊織もえに彼氏いたショックで風呂の栓しわすれたままずっと水入れてた》と、呆然とするようなファンも少なくなかった。

 

有名人の熱愛が報じられるたびにファンの阿鼻叫喚で埋め尽くされるSNS。人はなぜこれほどまでにショックを受けるのだろうか? 脳内科医の加藤俊徳先生に聞いた。

 

日常生活で直接的に接する機会が少なく、一般人からは遠い存在の有名人。それでも熱愛報道にショックを受けるのは、“推し”に恋愛感情を抱いているからなのだろうか? 加藤先生は言う。

 

「必ずしもそうとは限りません。というのも報道が出る前は、たとえば『僕にとって松村さんはナンバー1の存在』というように優先順位をつけています。それは、その人自身にとっては揺るがない真実です。

 

しかし熱愛報道によって、ヒカルさんという想定していない“第三者”の存在を突きつけられる。そうすると『推しとファン』と言う確固たる関係性が脅かされてしまうのです。これがショックの一因です」

 

つまり、推しに恋愛感情を抱いているか否かに関わらず、“推しとの関係性の変化”がファンを動揺させるというのだ。

 

「そもそも、多くのファンは『推しには恋人がいない』という勝手な前提を作り上げています。特にアイドルはフレッシュなイメージで売り出していることが多いですから、ファンは余計に『恋人はいない』という幻想に入り込んでしまうのです」

 

しかし、その“幻想”も熱愛報道により脆くも崩れ去ってしまう。

 

「『恋人はいないもの』と信じ込んでいた推しに熱愛報道が出たら、ファンはその思い込みを嫌でも更新しなければなりません。

 

さらに、松村さんとヒカルさんを“交わることのないもの”と認識し、ファンはその2人に繋がりがあるということはこれまで想像だにしていないはず。ですが、ある日突然2人が親密な付き合いにあるということを知ったら、その認識も新たに更新しなければなりません。

 

“ショック”という感情は、この“記憶の更新”に伴って発生する戸惑いなのです」

 

こうしてショックのあまりファンが陥る“ロス”。しかし、加藤先生によると、“ロス”は必ずしも悪いものではないのだとか。

 

「『ロス』というのは、交際の事実を受け入れられず脳がフリーズしている状態。ですが、それは同時に『自分はそれほどまでに推しにのめり込んでいたのか』と気づかされる瞬間でもあります。

 

つまり、過去に向き合い、今後どうしていくのかを考える絶好のチャンス。『これまでの応援が無駄になった』と過去の自分を否定せず、応援していたことによって得られたものの価値を振り返りましょう。こういった自己分析こそが人間性を向上させるのです」

 

では、どうすればこのロスから立ち直ることができるのか。

 

「脳がフリーズした状態からしっかりと動くようになれば、“立ち直ることができた”と言えます。

 

『どうして』と理由を探しても、2人はもう付き合っているのだからそれ以上の事実はありません。自分の恋人が他の人のところに走って、戻ってきてほしいと願っても、どうにもならないですよね。重要なのは“次に自分はどうするか”ということだけです」

 

さらに加藤先生はこんな具体的な方法も提案してくれた。

 

「推しありきで作られていた脳が変化することで陥る“ロス”。立ち直るには、早く新たな方向にベクトルを向けるというのが良いでしょう。

 

たとえば新しく推せる人を見つけるというのも一つの手。逆に推し活は一切やめて、明日からテニスしよう、ジョギングしようなどというように新たに趣味を始めるというのも効果的です」

 

推しの熱愛も、人間性が高まる好機と捉える。それこそが健やかな推し活の“流儀”なのかもしれない。

出典元:

WEB女性自身

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