■“エイジング上等!”と精神的に脱皮
また母親としての経験を重ねるにつれ、“女優・広末涼子”にも心の変化があったようだ。
「広末さんは独身時代に比べて、主演にこだわらなくなったんです。ママになったことで地に足がつき、脇に徹することの楽しさにも気づいたといいます。その分、ギャラも下がりますが、広末さんにはネームバリューがあるので制作側もぜひ欲しいところ。結果、仕事のオファーが増えることとなりました」(芸能関係者)
近年の広末は’17年の『貴族探偵』(フジテレビ系)や’18年の『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)、’21年の『桜の塔』(テレビ朝日系)や今年3月のスペシャルドラマ『ダマせない男』(日本テレビ系)など話題のドラマにコンスタントに出演。また映画『コンフィデンスマンJP』シリーズなど人気作にも起用されており、現在出演作2作の公開を控えている。
本誌は昨年5月、ドラマ『桜の塔』の現場へと入る広末の姿を目撃している。メタリックなサンダルを履いており、カットソーの背中には蜘蛛があしらわれていた。
公私ともに充実した日々を送る広末。40歳をすぎたことで、さらに“一皮むけた”という。
「女優は年齢を重ねると“劣化した”と言われがちです。そのため以前の広末さんは『加齢のプレッシャーと闘ってまで女優の仕事を続けたくない』と思っていたそうです。
ですが、『ここ数年は年齢を重ねていくことが怖くない。肝が据わったのかも』と笑顔で話すことも。女優は人生経験を演技に活かす仕事ですから、本人も“年輪を重ねること”が楽しくなってきたといいます」(テレビ局関係者)
そんな広末に最大の経験値を与えるのは、やはり我が子だという。
「長男は昨年、海外に留学しました。広末さんは寂しさを感じるがあまり、寝るときもスマホを枕元に置いて息子さんからの連絡を待つことも。また幸せを感じるときは、幼い娘さんと生花店に行って、2人で家に花を飾るときだと話していました。
広末さんにとって、最優先事項は子供たちです。そして『私生活の経験が女優業に活きる』とも語っていました」(知人)
子供たちとの日々を胸に、広末はさらなる飛躍を見せてくれそうだ。