■元支援者が購入を申し出るも、ゆたぼん側から返事はナシ
そんななか、購入を名乗り出た人物から疑問の声が上がっているのだ。
「ゆたぼん君側から連絡などは、まったくありません。問い合わせフォームから2度申し込んだのですが、返事なしで……。もしかしたらエラーになっている可能性があったので、僕が動画を出した後にもう1度送ったんです。一応、送れていなかったらいけないと思いましたので」
こう語るのは、愛媛県で金属リサイクル・家具家電リユース業の会社「リバーズエコ」を経営する小川凌社長(以下、カッコ内は小川氏)。昨年12月下旬に、YouTube上で「世の中のためになるように活用させて頂きたい」とスタディ号の購入を申し出ていたのだ。
“匿名のアンチ”に猛反発し続けるゆたぼん親子に対して、かねて実名と顔を明かして異論を唱えてきた小川氏。いっぽう、そのことを機に自身が手掛ける事業や都市鉱山の循環を多くの人に知ってもらうこともできたといい、「ゆたぼんに感謝すべきこと」と語っていた。
小川氏といえば、ゆたぼんのクラファンに8万円寄付したものの、一方的に現金書留で返金された元支援者でもある。結局、手数料を含めて返金された8万220円は、昨年9月下旬に発生した台風の被害を受けた静岡県に寄付したという。
今回、小川氏が提示したスタディ号の買い取り金額は50万円。だが、先ずは第一希望として、ゆたぼん側がスタディ号を必要としている人や団体に寄付することを要望。もし、寄付を拒み「お金が必要」と主張するのであれば、その際は小川氏が買い取ると呼びかけている。
しかし、1カ月以上経っても断りの返事すらない。小川氏は、「ゆたぼん君は多くの人に、『欲しい人は連絡ください』と要求をしているわけです。その呼びかけに対して連絡をして、それで無視をするというのは意味が分からないですし、実社会においてはありえないことかなと思います」と首を傾げる。