好きな“90年代”月9ドラマランキング!『ロンバケ』『ひとつ屋根の下』を抑えて「越えられない」と絶賛された1位は?
画像を見る 5位 は『あすなろ白書』

■ホームドラマの名作が2位に

 

続いて第2位は『ひとつ屋根の下』(’93年4月期)。四男二女という大所帯の柏木家を舞台に、長男で主人公の達也(江口洋介)や次男の雅也(福山雅治)ら兄妹たちのドラマが展開されていくという物語。恋愛ものが中心だった当時の月9では異色のホームドラマだが、フジテレビのドラマ史上最高となる視聴率37.8%を記録し、財津和夫が歌う主題歌「サボテンの花」も60万枚以上の売り上げとなった。

 

家族をテーマにした物語ゆえに、同作には《兄弟の絆に感動した》(40代男性/公務員)《家族の愛を感じられた》(40代女性/公務員)といった声が寄せられた。また《いまにして思えば 豪華なキャスティング》(70歳以上女性/専業主婦)《いしだ壱成が格好良くて、今までないタイプの俳優だったから好きだった》(30代男性/学生)と懐かしむような声も上がっていた。

 

■後追いで見た若者からも絶賛

 

そして2つの名作たちを抑えて、栄えある1位となったのは『東京ラブストーリー』(’91年1月期)。柴門ふみ(66)の漫画が原作の同作は、OLの赤名リカ(鈴木保奈美)と彼女の同僚である永尾完治(織田裕二)の関係を中心に東京に生きる若者たちの姿を描いている。最高視聴率は32.9%を記録し、小田和正(75)が歌う主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」が収められたシングルCDは280万も売り上げるほどのメガヒットを放った。

 

そんな『東京ラブストーリー』には《ドキドキしながら観ていた》(60代女性/専業主婦)《時代にあっていて、ファッションもすきだった》(60代女性/専業主婦)といったドラマと同時代を生きた人たちの声だけでなく、《昔懐かしのドラマ特集でみて素敵だなと思いました》(30代女性/会社勤務)《リアルタイムでは視聴しておりませんが一番印象に残っている作品です》(30代男性)と後追いで見た人たちからの感想も。

 

さらに《女性優位が衝撃だった》(60代女性/公務員)《東京での暮らしに憧れた》(40代男性/公務員)といった声や、《今の時代にないドラマ. 全ての場面が心を打つ. 携帯のないあの時代が1番良かった》(30代女性/公務員)《鈴木ほなみの可愛さと織田裕二の素朴な感じにキュンキュンした。あれは越えられない》(40代女性/自営業)と絶賛コメントも寄せられた。

 

これら3作が放映されたころは今とは違いスマホがなく、パソコンも一般的ではなかった。当時の月9ドラマを見返すと、新しい発見があるかもしれない。

 

最終結果はこちら。

 

1位 『東京ラブストーリー』 95票
2位 『ひとつ屋根の下』 59票
3位 『ロングバケーション』 54票
4位 『101回目のプロポーズ』 49票
5位 『あすなろ白書』 36票
6位 『ビーチボーイズ』 34票
7位 『学校へ行こう!』 28票
8位 『ひとつ屋根の下2』 25票
8位 『ラブジェネレーション』 25票
8位 『氷の世界』 25票

 

【調査概要】
実施期間:23年4月3日
調査対象:15歳以上の男女300人
調査方法:WEBでのアンケート
『WEB女性自身』調べ(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)

出典元:

WEB女性自身

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