「鬼滅の刃」公式Twitterより 画像を見る

4月9日、人気アニメ『鬼滅の刃』の新シリーズ「刀鍛冶の里編」の第一話がフジテレビ系で放映された。しかしメインキャラクターの1人である甘露寺蜜璃の入浴シーンを巡って議論が“再燃”している。

 

『鬼滅の刃』は家族を鬼に殺された主人公の竈門炭治郎が、鬼に変異した妹の禰豆子を人間に戻すために旅立つという物語。’16年から’20年に原作漫画が『週刊少年ジャンプ』で連載され、’19年4月にアニメ版がスタート。’20年10月に劇場版『無限列車編』が公開されると、国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録する大ヒットとなり、一躍国民的アニメとなった。さらに’21年12月にはアニメ「遊郭編」が放映され、それに続く待望の新シリーズが「刀鍛冶の里編」だ。

 

甘露寺蜜璃は「刀鍛冶の里編」のティザービジュアル(放映前の作品から抜き出した一部画像)にも登場した今シリーズの主要キャラクター。大きな目とピンク色の髪がトレードマークの女性で、大きなバストを持ち、胸がはだけた服も特徴的だ。

 

そんな甘露寺だが、昨年2月に前述のティザービジュアルが公開された物議を醸すことに。

 

実は「刀鍛冶の里編」の原作には蜜璃の入浴シーンがあるため、ネットで“蜜璃の入浴シーンは女性蔑視に繋がるからカットして欲しい”といった声が一部のファンから上がったのだ。それに対して“原作に忠実であるべき”という反論の声も上がり、ファンの間で分断が起こっていた。

 

そうして放送前から注目を集めることとなった蜜璃の入浴シーンは、「刀鍛冶の里編」の第一話で流れた。それは炭治郎が「刀鍛冶の里」に到着したところ、里の温泉に入浴していた蜜璃は気配を察知し「誰か来たのかしら?なんだかドキドキしちゃう」と言いながら、一糸纏わぬ姿で立ち上がるというものだった。また炭治郎を見つけた蜜璃が走りながら炭治郎のもとへと向かう場面では、蜜璃の胸がアップになり、振動するような音が効果音として使われていた。

 

原作通りに放映されることとなった蜜璃の入浴シーン。そのため、Twitterでは喜ぶ声がこう上がっている。

 

《色々な声があると思うけど、個人的意見としては原作をきっちり表現してくれるのは嬉しい》
《蜜璃ちゃんの入浴シーンをカットしないでちゃんと放送してくれた事には感謝しかないです》

 

いっぽうで《ドラえもんのしずかちゃんの入浴シーンが昔から意味不明で苦手だったけど甘露寺蜜璃ちゃんの胸強調ダッシュと入浴シーンで同じ拒絶感味わった》《甘露寺さんの入浴シーンあれ年齢制限かからんの?w》と疑問を呈する声もネットに上がり、入浴シーンを巡る議論が再燃した。

 

「刀鍛冶の里編」の第一話は23時15分からの放送にも関わらず平均視聴率が世帯8.0%、個人4.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と好成績を記録している。入浴シーンに注目が集まったのも人気アニメの宿命なのだろうか。

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: