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「牧瀬さんご夫婦が、茶道具の購入のためにギャラリーにいらしているところは何度もお見かけしています。いつも仲のよいご様子です」(茶道具・古美術店店主)

 

朝ドラ『らんまん』(NHK)で、ヒロインの浜辺美波(22)が演じる寿恵子の母、西村まつを演じている牧瀬里穂(51)。

 

まつは元有名芸者で上級武士の妾だったが、手切れ金を元手にはじめた和菓子屋「白梅堂」を営み、娘と2人で暮らしているという設定だ。

 

「牧瀬さんはファッションデザイナーのNIGO氏と’08年に結婚してから、仕事の量をセーブしていました。

 

そして、一生続けられる趣味として13年前に茶道を始めたのですが、茶道を選んだ理由の一つが“和菓子好き”だったからだとか。今回の役は牧瀬さんにとってもイメージしやすい役だったのでしょう」(芸能関係者)

 

月6回稽古に通っていたという牧瀬の茶道愛に夫・NIGO(52)も影響された。なんと、’18年に京都に別宅を新築した際に、妻の名前の一字をとったと思われる「瑞穂庵」という四畳半の茶室まで特注で造ってしまった。NIGOはインタビューでこう語っている。

 

「妻が以前から裏千家茶道を熱心に習っていて、この機会に茶室も作ろうということになりました。茶室に関しては僕は床柱の材を選ぶぐらいで、あとは妻に任せました」(『カーサ ブルータス』’19年11月号)

 

アートコレクターとしても知られるNIGOは、さらに茶碗も集め始めた。

 

前出の『カーサ ブルータス』ではコレクションの中から厳選した9つの“お宝”茶碗を公開しているが「古美術 八光堂」の鑑定士・野稲理人さんは言う。

 

「拝見したものだけでも総額で1千万円くらいになるかと思います。

 

いずれも著名な作家の作品であり、特に北大路魯山人や11代三輪休雪の茶碗は名陶芸家たちの代表的な作風のもの。ぜひとも大事になさっていただきたいです。

 

幅広くコレクションしていることから、季節やシーンに合わせて茶道を楽しんでいらっしゃることがうかがえますね」

 

茶人としての顔を持つ妻に対しておしみない支援を続けるNIGO。自身の会社は直近の決算で純利益約9億円と絶好調だ。

 

「’03年には推定年収5億2千万円で高額納税者名簿に名を連ねたこともあります。

 

東京の自宅と京都の別宅以外にも、海沿いの新たな家を今年公開しています。ゲスト用のカプセルホテルが備わっているとか」(前出・芸能関係者)

 

「『らんまん』公式ガイド」のインタビューでは「男性に頼らず地に足をつけて生きてほしいと願っています」と、娘の寿恵子に対するまつの気持ちを代弁した牧瀬。

 

朝ドラで寿恵子の夫となるのが神木隆之介(30)演じる万太郎だが、NIGOほどの頼りがいを求めることはできないだろう。

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