井ノ原快彦 記者の注文に冷静対応、忖度問題にも「変えようよ」 会見で目立った“誠実対応”
画像を見る 9月7日、会見を開いたジャニーズ事務所。

 

■「イノッチの株が爆上がりしてる会見」と「イノッチの胡散臭さ」

 

さらにジャーナリストの松谷創一郎氏が「先日の特別チームの調査報告書で“メディアの沈黙”が挙げられていましたが、こうしたことを招いた根源にやはりジャニーズ事務所のメディアコントールがあったと考えられます」と言い、「『ミュージックステーション』にはジャニーズと競合するグループが出演しにくい状況がいまだに続いています」「これは過去にジャニーズ事務所がMステにかけたプレッシャーに起因すると考えられます」と発言。

 

そして、「東山さん、ジュリーさんにお聞きします。忖度はこれからも必要だと思いますか?」と尋ねた。東山が「忖度は必要ないと思っています」「忖度とか関係なく、公平に行くべきだと僕自身も思っています」と話すと、井ノ原は続けてこう語った。

 

「僕もこういう立場になって、『これはなんでこうなんだろう』と疑問に思うことは結構あったんですよ。『なんでこうなの』って言ったら、『昔ジャニーさんがこう言ったから。メリーさんがこう言ったから』っていうのをきちんと守ってきた、ちょっと昔のタイプのスタッフがいたってことも事実です。

 

『なんで? それ、変えようよ』っていうのは毎日言っています。だから『忖度失くします』って言っても、急になくなるものじゃないと思うんですよ」

 

そして「忖度って日本に蔓延っているから。これをなくすのは本当に大変だと思います。だから皆さんの問題でもあると、一緒に考えていく問題でもあると思いますから、そこらへんはご協力をいただいたほうがいいと思います」と語った。

 

これからについて「ジャニーさんを崇めるのではなく」「『ジャニーさんだったらどうしただろうか』って考えることが一番危険だと思います。だから自分の信じていること、培ってきたことをこれからも自分一人だけじゃなくて、周りに何人も信頼できる人たちを置いて。子供たちを育てるってそれくらい責任のあることだと思うので」とも口にした井ノ原。その誠実さが話題となり、ネットでは讃える声がこう上がっている。

 

《今日の会見でいちばん良かったのイノッチやな 忖度に対しても毎日思ってくれてる。でも忖度なくすのも業界ひっくるめて難しいんだと正直に話してくれた》
《ほんとイノッチの株が爆上がりしてる会見だな》
《イノッチの返答ひとつひとつが的確で誠実》
《ただただイノッチ丁寧で誠実な方すぎる》

 

いっぽう、そうした姿勢に対して疑問を感じる人もいたようで、《イノッチは他の2人よりはまともに思えたけど、やっぱり一般社会との感覚のズレは感じた》《圧倒的茶番感。イノッチも嫌いになりそう》《イノッチの胡散臭さ》という厳しい声も上がっている。

出典元:

WEB女性自身

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