■叔父はテレ朝『ワイド!スクランブル』に出演中
そんなA子さんは、意外なバックグラウンドを持っている。
「彼女の叔父は、元テレビ朝日の政治部長です。現会長と結びつきが強く、独立後も同局の『大下容子ワイド!スクランブル』でコメンテーターを務めており、影響力を持っています。彼には子どもがいなかったこともあり、姪であるA子さんをかわいがっていたそうです。A子さん自身、古館伊知郎さんの事務所に所属し、同局の『報道ステーション』でバイオリンを披露したこともあります」(テレビ朝日スタッフ)
妻の“テレ朝人脈”は、羽生にとって心強いものだったようだ。
「テレビ朝日は、GPシリーズをはじめとして、他局よりもフィギュアスケートに力を入れています。中継だけでなく、イベントやパーティまで行ってきました」(前出・テレビ朝日スタッフ)
プロスケーターは、自分の力だけで生計を立てる必要がある。スポーツ紙記者はこう語る。
「プロになり、ひとりで新たな挑戦を続ける羽生さんを、A子さんと縁のあるテレビ朝日が積極的に支えてくれているのでしょう。実際、初の単独アイスショー『プロローグ』もテレビ朝日が主催です」
結婚後は、9年間出演を続けていた『24時間テレビ』(日本テレビ系)にも出なかった羽生。
「11月から始まる初のツアー『RE_PRAY』の主催にも、テレビ朝日が名を連ねています。
今後も、テレビ朝日と組んで活動の幅を広げていくのだと思います」(前出・スポーツ紙記者)
A子さんは、’22年の秋ごろには表舞台から姿を消し、SNSやホームページも削除している。
「多才な彼女ですが、仕事をやめてでも“チームゆづ”の一員として、羽生さんの夢を叶えるべく、生涯をかけて応援することを選択したのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
公私ともに羽生を支えてきたA子さん。夢を叶えてくれた彼女への感謝を込めて、羽生は壮大な“プレゼント”を贈っていた――。
「羽生さんが1室約1億円もする仙台市内の高級マンションを購入したのは’22年3月。なんと、A子さんが35歳のバースデーを迎えた直後のことだったのです」(前出・スポーツ紙記者)
40代が近づく節目の年。羽生もようやく結婚を決めたのだろう。
「昨年2月の北京五輪で競技人生に区切りをつけ、翌月にはマンションを用意。そして7月にプロ転向を発表と、1年以上前から結婚に向けて着々と準備を進めていたのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)
「これからの世代の子たちが滑りたいなというときに滑れる環境であったり、フィギュアスケートが気持ちよくできるスケートリンクを、いつかは、作るお手伝いをしたいなと思います」
今年5月、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で今後の夢を熱く語っていた羽生。
次世代の子どもたちのために、これからも妻と力を合わせて、スケート界に新たな息吹をもたらしてくれるはずだ。