’16年の不倫報道を機に、一時露出が激減したベッキー(39)。スキャンダルによってかつての”優等生キャラ”が使えない今は“本音キャラ”に転身中だ。しかし、空気の読めない本音が顰蹙を買うことも。
10月28日放送の『サバンナ高橋の、サウナの神さま』(TOKYO MX)に出演したベッキーが、最近気になるニュースとして“フワちゃんの遅刻”を取り上げた。遅刻を業界人が怒っていると報じる内容について、「フワちゃんの遅刻をガチで怒る(業界)人っているのかなって」と、怒っている人はいないとコメント。さらに、「あの人にマジメを求めてどうすんの」と遅刻を擁護したところ、疑問を呈する声が殺到する事態に。
《テレビの演出上ではマジメを求められてなくても多くの共演者やスタッフは他の仕事に影響出るから怒るだろうよ。アホな事言うとまた仕事無くなるぞ》
《遅刻するとスケジュールを後ろ倒ししないといけないわけで…それによりスタッフの休憩時間が削られたり残業したり…と…まぁベッキーさんには分からないでしょうね》
《うーん。そこまじめにしないと周りや準備してるスタッフさん達に皺寄せいくのはいいってこと?ベッキーさん》
「フワちゃんの遅刻癖は、多くの芸能人やフワちゃん自身がそのすさまじさを語っています。『有吉の夏休み2021』(フジテレビ系)では、有吉弘行がフワちゃんに『遅刻するなよ!毎日遅刻してるじゃないかよ』と説教していました。
今年の9月に放送された同作の2023年版でもフワちゃんは遅刻を連発。フワちゃん自身がこれまでの遅刻については”結局面白くなってるからね”と周囲がフォローしてくれていたのが、『今回は全員怒ってた』と認め、打ち上げの飲み会でスタッフテーブルによばれ、1時間くらい説教されたとも明かしています」(芸能関係者)
8月25日に放送された『東野幸治のホンモノラジオ』(ABCラジオ)でも、ゲストだったフワちゃんが収録に15分ほど遅刻している。
「フワちゃんのキャラはどうあれ、遅刻は遅刻です。共演者やスタッフは時間に間に合うよう行動しているし、後に他の仕事がある場合も。誰であっても時間通りに来ないというのは、迷惑以外の何物でもありません。ベッキーさんは怒ってないかもしれませんが、周りも怒ってないと断言して擁護するのは、番組の関係者にとっては気持ちのいいものではないでしょう」(テレビ局関係者)
ベッキーは今年5月にも、スタッフの心情を汲まない発言が物議を醸した。今年5月17日に出演した『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)で、ベッキーは日本のバラエティ業界について、「スタッフさんが収録終わった後、冷た過ぎる。みんな、『お疲れ様でした』『ありがとうございました』で終わりなんですよ」「もっと褒めてくれないと! じゃなきゃ、(収録での失敗を)3日引きずるんだから」と苦言を呈していたのだ。
「この発言に対しては、番組内でMCの上田晋也さん(53)や、大久保佳代子さん(52)などから“いちいちほめる必要はない”と指摘されていました。SNS上でも、《スタッフは演者の太鼓持ちではありません》などと、疑問を呈す声が相次ぐ形に。今年8月にはベッキーさんのマネージャーがテレビ番組で“褒めても、ウソで言っているでしょ? と言って聞く耳を持ちません”と明かしたことで、よりわがまま感が際立ちました。
ベッキーさんの“本音”は共感されることもありますが、このようにスタッフの都合を考えない自分本位な本性が垣間見えることも。せっかく番組出演も増えてきたので、あまり不用意なことを言わないほうがいいと思うんですが……」(前出・芸能関係者)
“本音キャラ”だとしても、ありのまま喋っていればいいというわけではないようだ――。