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「びっくりしましたね。松本人志さんの問題なんですけど、こんな年明けてすぐに、いきなりパタッと出なくなってるっていうことがあるんだっていうことを、思い知らされています」

 

1月27日に自らのYouTubeチャンネルで、こう語ったのはGLAYのギタリスト・HISASHI(52)。「週刊文春」で性加害疑惑を報じられたダウンタウン・松本人志(60)が活動休止直後、ライブ配信で語っていた“感謝”が再注目されている。

 

HISASHIは騒動について、「私がとやかく言うことではない」「事の顛末を見ていくしかできない」とコメント。そう前置きした上で、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』や『酒のツマミになる話』(ともにフジテレビ系)、『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)で共演したことを振り返り、「僕は90年代以降、非常にお世話になったというか、個人的には凄く好きな松ちゃんなんで。俺の思いを言いたい」と語り始めた。

 

HISASHIは「俺が思うのは、時代が音を立てて軋んでいるんですよ」と切り出し、「昭和の当たり前が今、当たり前ではないじゃないですか」と指摘。スマホやSNSの普及によって様々な社会問題が可視化されるようになったことから、「今まで泣き入りしてた問題が表面化される、氷山の一角だとは思うんですけど、(移り)変わっていってる時代だと思う」「コンプライアンスとか問われる中、時代が本当に昭和から変わっているなっていうのが、凄く感じますね」と語った。

 

■「ダウンタウンの存在は凄いんですよ」「あの時代、助けられた」

 

HISASHIはここまで話すと、「ここからは僕の個人的な話です。なので、ここからはもう炎上してもいいです」と宣言。そしてダウンタウンについて、こう熱弁したのだった。

 

「『夢で逢えたら』とか『ガキの使い』とか(の番組)で、“こんな面白いことができるんだ、人は”って思ったんですよ。そこは音楽と全く関係ないところだけど、凄い勇気づけられたっていうことがあって。ダウンタウンの凄いところっていうのが、ミュージシャンを“ミュージシャンの神格化”から解いたんですよ」

 

HISASHIは、その番組こそが’94年10月~’12年12月にかけて放送された音楽番組『HEY!HEY!HEY!』だと主張。それ以前に放送されていた『ザ・ベストテン』(TBS系)や『ザ・トップテン』(日本テレビ系)の番組では「“今日も○○さん、来ていただけませんでした”っていう。トップに上がったミュージシャンが色々な事情で番組に来ない」こともあったという。だが「それをダウンタウンは、カジュアル化したんですよ。神格化されるミュージシャンを」と、私見を述べたのだった。

 

『HEY!HEY!HEY!』ではダウンタウンがアーティストをイジり、そのことによって垣間見えるアーティストの“意外な素顔”も見どころの一つだった。同番組に出演する機会も多かったHISASHIは、ダウンタウンが“ミュージシャンは意外と天然”だと世に知らしめたと力説。その功績について、こう続けた。

 

「僕らというか、ミュージシャンも凄く(メディアに)出やすくなったり、凄くポピュラリティを得られるような存在にもなったというところで言うと、ダウンタウンの存在は凄いんですよ」

 

お笑い界を牽引してきたとんねるずと同様に、ダウンタウンは「一つの時代を変えるパイオニア」として尊敬してきたという。

 

HISASHIは「だから僕はダウンタウン好きです。どうなろうというか、やっぱり」と語り、「あの時代、助けられたなって」「いい感じにイジってくれたりとかして、僕ら凄く助けられたっていう。助けられたというか、上手く時代を進んでこれたなっていう風に思ってるんですよ」と回想した。

 

そして最後に「時代の変化っていうのは止められないと思うけど、ダウンタウンは凄い。未だにやっぱり好きだなと思ってます」と、締めくくったのだった。

 

騒動に関する見解は述べなかったものの、松本やダウンタウンへの愛を語ったHISASHI。ネットやSNSでは、《すごく納得した 多分素直な感想だろうね》《沁みる言葉だわ》《言う通り》と理解を示す声が。だがいっぽうで、《恩がある人はそういうよね、そりゃ》《論点がズレすぎだろ》《それとこれとは別》と異論を呈する声も上がっている。

出典元:

WEB女性自身

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