堂本剛 ジャニー氏逝去から退所までの4年半にあった事務所との“溝”
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剛も、’21年9月放送の冠ラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)で、不満を口にしていた。

 

「僕が『ファンの人たちはこうしたほうが喜んでくれるだろうな』って思うことが、必ずしも反映されるわけではないからな……」

 

’23年には創業者による生前の性加害問題が表面化し、社会問題となった。

 

そして10月2日、ジャニーズ事務所は、SMILE-UP.に社名変更すると発表。

 

「剛さんは一連の報道に複雑な心境だったそうです。

 

また社名変更については、周囲に“名前がなくなってしまうのか”と寂しそうに話していたと聞いています」(前出・芸能関係者)

 

相方・光一は企業名の変更が発表された約1週間後、ミュージカルの公開ゲネプロに際して開かれた単独記者会見で、「刻まれたものをバツをつけて十字架にして、自分として表現していかなければいけないというふうに強く思っています」と語っていた。

 

一方の剛はーー。

 

「11月に開かれた独演会では、毎年ジャニーさんとのエピソードを話すのが恒例でしたが、一切語りませんでした。またブログなどのほかの場でもノーコメントをつらぬいています。表舞台で語らないことが、剛さん独自の姿勢を示しているのでしょう」(音楽関係者)

 

■「一生このまま続いていく」

 

SMILE-UP.社は本誌の取材に対し《独立検討時期に明確なものはございません》と答えているが、新会社であるSTARTO ENTERTAINMENTの本格始動は今年の4月。節目に向けて剛が動き出していたーー。

 

「社名が変わったころから、退所の手続きを始めていたといいます。

 

ただ剛さんにはファンのためにもキンキは退所後も続けていきたいという強い思いがありました。これは光一さんも同意しており、事務所とも話し合った結果、ずっとキンキを続けることで、合意したそうです。またキンキの楽曲を後輩たちが利用できるようにすることも望んでいたそうです」(前出・音楽関係者)

 

『音楽と人』’23年3月号のインタビューでも剛はキンキの今後について聞かれ、こう語っていた。

 

《たぶん一生このまま。2人が存在している限り、完成しないまま続いていく。それがKinKi Kidsだから》

 

1月11日には、ももいろクローバーZ百田夏菜子(29)との結婚が発表された。

 

「百田さんとは価値観が一致し、すぐに意気投合したそうです。交際期間は1年未満での結婚ですが、全幅の信頼を置いているとか。

 

また剛さんのお姉さんも、独立に賛成していたといいます。

 

一部報道によれば、独立後は剛さんの個人事務所を百田さんの親族がサポートしていくという話もあるそうです。

 

STARTO社の始動前に、公私ともに万全の準備が整ったということでしょう」(前出・音楽関係者)

 

“ガラスの少年時代”から支えてくれた古巣へ、“ケジメ”をつけた剛。光一との“愛のかたまり”であるキンキは今後も続いていく。

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