■父はフルコース完食後にラーメンを
趣里の友人も証言する。
「かき氷を2杯食べたり、深夜に弁当を2つ食べたり。パンケーキ食べてからのかき氷といったスイーツのハシゴも余裕みたいです。
なかでもいちばん好きなのは焼き肉だといいます。牛タン、ハラミ、カルビはもちろん、豚トロなどの脂身のある部位も好きで、すごいときは1キロほど食べることもあるそうです。
みんな“あんな細い体のどこに入るのだろう”と不思議がっています」
肉1キロをペロリと平らげる趣里の胃袋は父・水谷豊(71)譲りのようだ。
「水谷さんは、“食べたいものを食べたいだけ食べる”ようにしていて、イタリアンのフルコースを完食した後に、ラーメンとギョウザを平らげることもあるのだとか」(芸能関係者)
’23年7月に配信された「婦人公論・jp」のインタビューで、水谷はこう語っていた。
《長年の習慣で1日1食の日も多いのですが、体力的にはまったく大丈夫です。食事は夜まとめてとるのが僕流でして、そのかわり夕食の量が、とにかく半端ない。力士並みに食べるので「水谷部屋」と言われているくらいです》
水谷が38歳のときに誕生した趣里。父から大きな影響を受けて育ってきたようだ。
「水谷さんは、粉ミルクを作ったり、おしめを取り替えたり、お風呂に入れたりして、愛娘である趣里さんの育児に積極的に参加していたそうです。趣里さんが幼稚園のころには、水谷さんが自転車で送り迎えをしていたと聞いています」(前出・芸能関係者)
趣里が生まれる前から、水谷の食生活は特殊だったようだ。
「若いころには、大きな仕事の後に、3日ぐらい水分だけを摂取してひたすら眠ることもあったといいます。
常識にとらわれず、適した食事を求めていったため、今のスタイルに落ち着いたのでしょう。
そんな水谷さんの食習慣が受け継がれたのでしょうね、趣里さんも『朝食べるとかはふだん決めずに過ごしていて、食べたいときに食べるようにしている』と話していました。
俳優は出演者やスタッフなど、大勢の人と関わりながら作品を作っていく、エネルギーが必要な仕事。水谷家では、ここぞというときに惜しみなく“燃料補給日”を設けているのでしょう」(前出・芸能関係者)
趣里の『ブギウギ』好演の裏には、父から学んだ“爆食の掟”があったーー。