《いつも弊社タレントを応援頂きありがとうございます。弊社所属芸人みなみかわは、5月末日をもって退所致しますことを、ご報告致します。みなみかわ本人より個人で活動していきたいという意向を受け、本人の意思を尊重致しました》
4月18日、みなみかわ(41)の退所が松竹芸能のHPで正式に発表された。その数時間前に配信された『週刊女性PRIME』で松竹退社が報じられた後、みなみかわは自らの公式Xで《一応言っておきます!史上初の円満なんです》と強調していた。
だが、みなみかわは3月末、キンタロー。(42)が同じく松竹を退社する際に使った《円満退社》という言葉について、その数日後に出演した『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)で、
「キンタロー。って大好きですし、仲いいですよ。キンタロー。に限らずですけど、“円満退社”って書いてるじゃないですか。“円満退社”って存在しないじゃないですか」
と衝撃発言していたのだ。
「その番組でみなみかわさんは『円満退社と円満離婚って存在しない。何かの“ひずみ”は絶対ある。だって、円満だったらいたらええやんって話』と畳みかけたのです。彼曰く、キンタロー。さんは“ものまねの天才”ゆえに他のことが見えないところがあり、ちゃんとマネージメントしてくれる松竹芸能にいたほうがいいのに…という主張でした。
もともとみなみかわさんは1年半ほど前のテレビ番組で、松竹芸能の売れている芸人をランキング付けし、《1位よゐこ、2位ますだおかだ、3位ヒコロヒー、4位クロちゃん、5位みなみかわ》と話していたことがあります。ゲストから“森脇健児さんは何位?”と聞かれ、『8位!』と即答して笑わせていました。今ではなすなかにしもベスト5に入るでしょう。
ランク入りしていたみなみかわさん自身も“円満退所”するとなると、松竹を辞めた芸人たち、いわゆる“脱竹”芸人組はますます勢いづくでしょうね」(前出・演芸関係者)
“脱竹”人気芸人の代表格といえば、13年に退所し、個人事務所『ザ・森東』を設立したさらば青春の光だ。
「事務所社長でもある森田哲矢さん(42)の現在のレギュラー番組は10本以上。22年の事務所の年商は3億7千万円だと話していました。今回のみなみかわさんの退所報告のSNSに『ん?そんな退社ないで?』とツッコミを入れていたのも森田さんでした。
「近年、“脱竹”芸人の活躍が増えています。この3年のR-1グランプリでは、11年に退所したお見送り芸人しんいちさんや12年に退所した街裏ぴんくさんと2人も王者になっています。13年に退所したAマッソもバラエティ番組で活躍しています」(前出・演芸関係者)
松本人志(60)が『週刊文春』との名誉棄損訴訟で休業中のため、吉本興業が“千鳥一強”となるなか、みなみかわやキンタロー。といった“脱竹”組が芸能界の新勢力となるかもしれない。